いろんな偶然が重なって中秋の名月と巡り合った話

本日 (既に0時を回っているので昨日)は十五夜、中秋の名月でしたね。

前日に同居人から、明日は十五夜だよと教えてもらっていたのですが寝て起きたらそんな事はすっかり忘れていました。

満月というのは、スピリチュアルも占いも学んでいる私からすると人生にとって大きな意味を成すもの…なはずなんですけどね笑
どうにも忘れっぽく、意識の継続が苦手なタイプなので満月に限らず何かを意識し続けるということができずにいます。

平日は本来仕事なのですが、ネットで知り合った、私と同じくレズビアンの方と遊ぶ予定だったためたまたま平日休みを頂いてました。

しかし、前日の夜になって急に「彼女が出来た為会えません」との連絡が…。笑
いや、午前中まで会う気満々だった風なのに午後でどんな急展開があったんだよ!羨ましいな!という気持ちでお幸せにとお返事をし、平日休みが丸々空くことになりました。

予定無くなった〜と同居人に雑談を振ったところ、スーパー銭湯にでも行って来たら?と言われたため素直に実行することにしました。

同居人は数週間前に彼氏の誕生日祝いに高級なスーパー銭湯 (と言うのが正しいのかはわかりませんが笑)に行ってからスーパー銭湯の良さに気づき、それ以来私にも強く勧めて来ていたのです。

そうして私は同居人が調べていた、家から一番近いスーパー銭湯に向かったのでした。

そうしてスーパー銭湯に着いて、露天風呂に入った時、あまりにも月が美しくぱっと目を惹きました。
そしてその瞬間「今日は中秋の名月の日だ」と思い出したのです。

雲ひとつない空に明るく輝く満月がとても見事で、何十分と露天風呂で1人月を見上げ、中秋の名月を噛みしめました。

スピリチュアル的に言うと、満月は汚れを浄化してくれる作用があります。
また、願い事を叶えてくれるとも言われており、それが中秋の名月なら尚のこと。

正直全く満月の事を覚えていなかった私が月の光を邪魔するもののない姿で、かつ何十分も照らされることが出来る場所に偶然辿り着けた事は、世界からの祝福だと強く感じました。

もしも同居人が彼氏とスーパー銭湯に行っていなかったら…
同居人が十五夜だと知らなかったら…(同居人は転職したてなのですが、転職したきっかけは色々あって私も大きく影響してたりします。)
私が元カノと別れて、寂しさを埋めるために出会いを求めなかったら…
出会うはずだった相手に急に彼女が出来なかったら…
そもそも同居人と同居していなかったら…

このどれか一つでも欠けていたら、私はあの場所で中秋の名月をゆっくり楽しむことは出来ませんでした。

私にとって今年は色々と大きな変化があった年でしたが、その全てが正しい道のりだったよと世界から肯定されたのだと思います。
長年付き合った実質初めての彼女と別れたことも、生まれて初めて家を出て突然知人と同居を始めた事も、新しく学び始めた占いも(同居人の転職に僅かながら関わっています)、全てがパズルのピースのようにハマって、本日あの場所で、雲ひとつない空に輝く中秋の名月へと導かれました。

偶然が重なり合って、美しい満月と向き合う時間が作れたこと。
正直今は精神的な孤独感が異常に強く、ぼんやりとした先の見えない不安感で押しつぶされそうになっている日々を送っていたのですが、それさえも君が歩むべき正しい道のりなんだよと世界が教えてくれました。

それでも不安感が無くなるわけではないですが、どうにかこうにか生きていこうと思えた良い一日でした。

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