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【書評】アーマーモデリング4月号

ひさびさに書評を書くことにした。

ひさびさにアーマーモデリング買った。

ま、かざりちゃんは目的の一つではあったけど(笑)

この表紙の迫力を見て「買いたいな」と思い

実際、梅田に行く時間もあったので

会社帰りに購入(思えば人結構いたな、このご時世に)


1まずは書評

今回のテーマは「本物そっくりに作る最短コース」

まあ戦車模型の専門誌ではあるため

戦車を作るときに「リアルさ」を出すのは

モデラーさんたちの課題ではあろう(モデラーじゃないけど)

その方法として「実写写真を活用して模型で再現する」というのを

特集してた。

まあね・・・確かにそうだわ(笑)

一番いいのは実際の戦車を見ることやけどそれは難しい(笑)

さりとて「イメージ」だけでは「想像で補完する」から

「リアルさ」は薄れる。

もちろんイメージして悪いわけではないけど、

案外「思っているのと違ってた」なんて

模型に限らずままあること。

特集では「埃汚れ」「土汚れ」「泥はね」「ひっかき傷」など

戦車ならまあ当然起こりうることだろうな、と思われることを

一つ一つ丁寧にそしてしっかりと分かりやすく書いていた。

モデラーさんの初心者から結構年季の入ったベテランまで

資料として非常にいい特集になってたと思う。


ワイはまーったく模型作れない人で

最初に買ったガンプラのザクⅡの動力パイプでイライラしてた人なので

こういうのはただただ「すごい」やし

見ているだけで楽しめる。

もちろんかざりちゃんの「従軍慰安婦コス」もなかなかに

よろしかった(それ目的やろお前)


それにしても・・・今回はモデラーさんの評判もすこぶるよろしいようで

(まあ、さとうみなみちゃんのツイッターフォローしてることも

あるやろうけど)

特に気になったのはみなみちゃんもリツイートしてたこれやった。

あくまでみなみちゃんの引用ツイートから引用させていただいたのだが

「アーマーモデリング誌は変わった」という言葉。

編集者としては最高の褒め言葉であろう。

ま、ワイもみなみちゃんの親友であるともみんが誌面に載ってから

ちょくちょく「気になる表紙が出たときに買ってる人」で

そんなにアーマーモデリングのことを知ってるわけではないが

ちょっとワイの思うことを書く。


2変わるべくして変わった

まあね、昨今のネット時代、資料として見るなら

それこそググって調べることのできる時代。

出版というのはやはり少しづつ部数も減ってきてるのは確か。

ましてやアーマーモデリングは「ミリタリーモデラーの専門誌」

なかなか厳しい状態ではなかったのではなかろうか。

そういう時に必要なのは「変化」

ただ見せるだけならネットでいろいろ見れる。

そういうものに対して何を見せられるか・・・

それは「アーマーモデリングらしい切り口」ではなかっただろうか。

そんな切り口をいろいろ編集者たちは考える。

どうすれば見てもらえるか・・・

そう、販売する以上「見てもらわなければ意味はない」のだ。

ワイが最初に購入したアーマーモデリングは

ともみんが出てた「人気がないのに大人気」やったけど

その次に買いたいと思ったのが

「モデラーがはじめる女性遍歴のすべて」

女性フィギュアの特集だったのだが・・・これが大好評やった。

模型誌なら模型のことを書けばいいのにですな・・・

女性フィギュアのお手本として

「女は化粧で変幻自在」という記事があった。

まさかの普通にモデルさんを使ってのお化粧講座・・・

これは全く違う切り口やったと思う。

これが好評になって

この号の特集は加筆修正されて

「知っておきたい女性フィギュアのはじめかた」として

さらに好評を得ていた(ワイは買ってない・・・すまん)

想像だがこの記事、さとうみなみちゃんが書いたのだろう。

この後、上海出張を言われたみなみちゃんは

上海での取材を記事にしてたけど、これもしっかりできてた。


そういうところが認められたんやろな・・・

今回の号見ててさ・・・

(いやもしかしたらもうちょっと前から載ってたのかもしれないが)

それまで

「EDITORさとうみなみ」として

他の編集者と同じところに並んでいた名前が

「DEPUTY EDITOR IN CHIEF 佐藤ミナミ」になってた・・・


そう・・・副編集長である。

彼女は副編集長なのだ。(あえて強調する)

決して「ノーズアートクイーン」ではないのだよ(笑)


もちろん彼女だけでは無かろう。

他の編集者の方々も「テーマに沿った自分なりの新しい切り口」で

誌面を構成していったはずだ。

そして切り口は斬新ながらも、

あくまでも「こういうものが知りたいだろうな」というモデラー目線で

記事を作っていったのだろう。

ワイみたいな「プラモデルのプの字もわかってないずぶの素人」が

見てても面白いねんから

モデラーたちが面白くないはずがない。

そら、好評になるわな。


もちろんアーマーモデリングだけではない。

姉妹誌のスケールアヴィエーションも

編集部員見習いとして

鉄道タレントの古谷あつみちゃん(この子もともみんつながり)

が記事を担当して

鉄道タレントらしい記事を書いてた。

これも一つの新しい切り口である。


見ているほうは、見ているだけだから

いろいろ勝手なことが言える。

一部、アンチ的なコメントを編集部のTwitterに

リプライしてたのをワイも見てる。

だからこそ「変わった」という言葉は

編集者たちにとって「最高の褒め言葉」なのだ。

きっと編集者たちはこの最高の褒め言葉を胸に

次のテーマに邁進していくことであろう。

どんなテーマでどんな記事を書き、どのように魅せていくのか

そういうのを見ていくのは、やっぱり楽しいものだ。


と、なんかいいことを書いてるように見えるが

次回の特集の「コモノモリモリ」の宣伝で

いろいろ「盛って」いたので、(写真は載せない、買いなさい)

おっさんは大満足である(笑)

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