Mリーグを見てて思った「ファン」という存在について

Mリーグをちょくちょく見ているのだが
最近、いや特に今季になって顕著になってるなと思うのが
いわゆる「物申す系」のファンが増えてきたということ。
まあAbemaTVのコメントにおいて
あまりにもひどいコメントが排除されるようになった影響かもしれないが
SNSで批判的なコメントが目立つようになった。

個人的にはどう思おうと個人の自由だし
好きに話せばいいのだが
それが変な風に伝わって指摘された本人がSNS発信したりして
また変な風にとらえて批判する一部の人が現れる。

正直、めんどくせえな・・・と思う。

一口にファンと言っても
「純粋に一喜一憂するタイプ」と
「なまじっか知識があるために、自分の思ってることと違うことをしたら
疑問を口にするタイプ」
の二種類がいて、その二つが対立してるような感じを受ける。
そもそも麻雀が下手くそだと思ってる自分は前者の立場なので
後者のタイプは「気持ちはわかるけど言いすぎじゃないか」と
思ってしまうし
「この人たちはいったい何が楽しいんだろう」とも思ってしまう。
思えば「プロを名乗っていてもアマチュアに負けてしまう可能性のあるゲーム」である麻雀だから起こってるんだろうな。

で、そういう「物申す系」の人に言っておきたいのは
そうして物申しておいて、結果が思わしくなった時に
「知らんがな」と言ってしまうことはあまりにも無責任だということ。
批判をするな、とは言わない。
でも、自分の言ったことには責任を持ってほしい。

いわゆる「プロ」と呼ばれる人たちは
いかに努力を見せようと、自分をプロデュースしようと
最終的には「結果」を求められる。
Mリーグで言うと
「Mリーガー」は試合結果からチーム側(監督)に判断される。
「Mリーグに携わってる人」は運営に判断される。
ファンの声がどうあろうと参考にはするかもしれないが
運営やチームが「問題なし」とすれば問題にはならない。
逆にファンの声がいくらあっても、決定するのは
チームや運営にある。
そしてMリーグに携わっている人たちは
常にその覚悟をもってやっている。
ファンがいくら苦言を呈そうとも
信念をもってやるのであれば、ごちゃごちゃ言う必要はないし
どんな結果になろうとも受け入れるはずだ。

連盟黒木プロのnoteを読んで悲しいなと思ったのは
(有料部分なので詳しくは書かないけど)
「そんなことまでせなあかんの?」ってこと。
特にMリークなんかはそれこそ千差万別なファンがいるのだから
「これが自分の個性だ」って堂々してればいいと思うんよね。
好きな人は好きだし、どんだけプロデュースしても
嫌いな人は嫌いなんよ。
無理して自分の個性をなくすんであれば意味ない。
自分を貫いてこそ「プロフェッショナル」なんじゃないかな。
(もちろん結果がどうなろうと受け入れる覚悟はいる)
ちなみに・・・
なぜ園田プロみたいに牌譜検討をしないんだ!っていってた
note。
昨晩、園田プロが配信してたけどそこで
「牌譜検討配信始めたのはコメランズだまらせるため」って
言ってたからな。
そんなんなかったらやらなかったってことだよ(笑)

いわゆる「物申す系」よりも
おそらく麻雀がうまいVtuberの千羽黒乃や鴨神にゅうとか
同時視聴配信してたけど
解説はしつつも素直に一喜一憂してたし
本来のMリーグの楽しみ方は
「いろいろ言いたいことはあろうともそれよりも大きい
熱気を感じられること」なのではないだろうか。


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