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詩画集2017年~

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「作品は日記のようなもの」自分の過去と向き合いながら言葉にできない思いを「詩」という欠片を頼りに絵にして制作しています。 2023年「孤独の樹海」を文章を追加して再編集しました(…
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#詩

〈詩画集〉鴉の夢路

プロローグ 悪夢のような道をいく 天から業(カルマ)の流れに落とされて その眼差しは後悔のない安堵の色 守ったものは唯一つの〈愛〉 命と居場所と未来 すべてを捨て 神に抗い「愛」ひとつ その〈愛〉は「嫉妬」か「傲慢」か、或いは「怠惰」か「憤怒」 「強欲」に至る「色欲」か、果て無き魂の「暴食」 潔癖な神はその魂に〈罪〉の名をかせ突き放す 愛深きゆえに、罪に浸り 罪深きゆえに、愛を知る 混沌たる地獄に咲くその魂に 「人間」というその人生に 主たる神の姿を「人間」は模したと

有料
800

詩画集Ⅲ 最果てファントム

永久のすれ違い 幾数年の時の中で思うはただ一つの後悔。 相手の心を思いやる・・その些細な事が出来ずに・・ 壊れ逝くその心を知らず。 この命が終わるその刹那まで、知らぬ君に出会うまで。 流れる血を見ながら、意識を無くす寸前に鼓膜へ届いたその言葉は 私を永劫の旅路へといざなう事になる。 自身の亡骸は既になく 埃さえ砂塵の果てに、ただ漂うは永劫の孤独。 「悪霊」という、後悔と懺悔にまみれた罪人のなれの果て 樹 残り香 その香りに君を見る 薔薇の香気にも似たその死臭 腐りかけた