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【思考実験】日本と日本人への10の質問

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元ネタは2007年ですが、題材は古びていないかなぁ、と。
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#生きがい

【思考実験】「自らの言葉で考える」ことが「活力」につながる、のかなと。

こちら、2007年の『文藝春秋』からの抜粋となります。菊池寛が嘆いてるぞとの最近の週刊誌サイドの凋落っぷりはさておき、この頃はまだ、ジャーナリズムとしての矜持を保てていたようにも思えますが、、閑話休題。 著者は『ローマ人の物語』などの塩野七生さん、自らの想いを伝える時には「私はこう考えるけどあなたはどう」という問いかけを実践していく、そんな風に述べられたエッセイでいいのかな。今でも折々で思い出す事が多いのですが、取り上げられている「10の質問(テーマ)」に普遍性があるからで

老い - 「日本と日本人への10の質問」

さて「日本と日本人への10の質問」、「教育」に続いては「老い」。初見の2007年当時はイマイチピンと来なかった「老い」との言葉、アラフィフとなるここ最近になって、心身共に「老いた(加齢)」と感じることが増えてきていて、、なにより、老眼(鏡)を手放せなくなっていることでいっそうの実感を深めています。 ■ 老い 「老い」ではなく「年を重ねる」と読み替えれば、私は「責任、そして自信の自覚」かな、と思います。 年を重ねていくと、自分に「できること」と「できないこと」は分かれてい