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【思考実験】日本と日本人への10の質問

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元ネタは2007年ですが、題材は古びていないかなぁ、と。
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#教育

【思考実験】「自らの言葉で考える」ことが「活力」につながる、のかなと。

こちら、2007年の『文藝春秋』からの抜粋となります。菊池寛が嘆いてるぞとの最近の週刊誌サイドの凋落っぷりはさておき、この頃はまだ、ジャーナリズムとしての矜持を保てていたようにも思えますが、、閑話休題。 著者は『ローマ人の物語』などの塩野七生さん、自らの想いを伝える時には「私はこう考えるけどあなたはどう」という問いかけを実践していく、そんな風に述べられたエッセイでいいのかな。今でも折々で思い出す事が多いのですが、取り上げられている「10の質問(テーマ)」に普遍性があるからで

教育 - 「日本と日本人への10の質問」

さて「日本と日本人への10の質問」、3つ目のお題は「教育」。「格差社会」、「働き方」ときて「教育」、なかなかに面白い舵の取り方だと思います。 ■ 教育 初見の2007年時点では「教育」と言うと「(当時1歳だった)自分の息子に対して」という観点から入っていったと思いますが、それは今でも変わらないかな、と、まぁ、4月で一区切りではありますが(大学生になったらあとはもう自由に頑張って!デス)。 また当時は「家庭教育」の重要さもとりあげられるようになってきていると感じたのも、な