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2021/09/10「BROTHER」

タイトルに日付ずれてるよな~って実は昨日から気づいてる。


『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』を見ました。前日に「映画見たいな~ぽやぽや」とか思っていたけど、駅前で上映されてる物にあまり面白そうなのがなくて、寝て起きて気まぐれで選んだのがこれでした。ちょっとここらで治安の悪さを摂取しておこうと思って。この日が上映の最終日だったので見れてよかったです。

シリーズを一切見ていないけど、ボロボロの真っ赤なドレスで戦うハーレイ・クインがかっこよかった。こういうのをずっと見ていたい。

治安の悪さには肯定的で居たいけど、前作とかの「原宿系ポップでござい!」って感じにおびえてしまうたちなので、それよりか全体的にシックな雰囲気ですごく好みだった。スターロくん?知らないです……


Netflixもアマプラも入ってて月二回も映画館行きたいって思うのどうなんだろうな。まあいいか、バイトしてたって本とか映画に払ってただろうお金だし。

感性が尖ってるのでみんなが見てないものが見たいです。感性が尖ってるので。駅ビルとかイオンに入ってるTOHOシネマじゃなくて小さな劇場に行ってみたい。そういう所でしか上映してないような、よくわからない美大生の卒制みたいな映画を見て、よくわからない気持ちになりたい。


……よくわからないものを良しとする気持ちって難しいなと思う。実際にいたんですよ。「よくわからないものが良いものだ」っていう人が、友人に。

よくわからないって良いですよね。難しいので。たくさん仮説を立てて、ああじゃないこうじゃないって考えることができるし、その過程でいろんなことを知れるし発見できる。

っておもってその子の言うことをよくよく聞いてると、「僕は適当に生きてるから。適当なものが好きなんだ。」って続いた。「よくわからない、ということのみが素晴らしい。」そう言っているように聞こえて、僕はそれには同意できなかった。知らないことを美徳とする、そんなことがあるんだ。それって積み重なるものがなくない?怖くない?って話をしたりした。


社会保障ってあるじゃん。人が、最低限なやつ。で、守られるの。

あれを知った時、僕は恐怖を感じた。嫌だ、唾棄すべきものだ、と感じた。人間って、寝て食べていれば生きていけてしまうんですね。そこに人間であるという以上の条件が要らないとき、僕は怖いと思ってしまったんですよ。つまりそれは、エヴァの人類補完計画のように個人の輪郭がなくなってしまうわけだから。それって良いことなんだろうか。

僕は、間違いでもいいから必死に僕をつくりたいな。


よくわからないものは良いものだけど、その作り手が知られること/知られないことを良しとしていた場合、そこに違いは生まれるんだろうか。

いっぽうでそもそも、「よくわからないもの=良い」という命題Aが成り立つか、という疑問もあるよね。



数日前から、住んでる部屋のインターホンが鳴らない。


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