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ガラパゴス化した島国で、ガラパゴス携帯を使いたい。

昨年末、10年以上愛用していたお気に入りの3Gケータイから4Gケータイへ機種変更した。
壊れるまでずっと使うつもりだったのだが、もうすぐ3Gが使えなくなるとのことで仕方なく買い替えることにしたのである。

スマホの案内を用意していたショップの店員さんには驚かれたが、年齢に関係なくガラケーを使う人はいるのだ。



スマホが便利なのはわかっているのに、あえてガラケーを使い続ける理由とは。


1.環境面

あまり外出しない。
LINEもメルカリもパソコンで出来るし、外出した時の時間つぶしは音楽と読書で十分。

2.金銭面

基本料金が安い。
音声通話とSMSしか使わないのでパケット代がかからない。

3.機能面

シンプルで使いやすい。
タッチパネルよりもボタンが簡単で、通話する時は折りたたみ式の方が使いやすい。

4.時間面

時間を無駄にしない。
頻繁に通知が来ることがなく、アプリなどで余計な時間を費やすことがない。


5.結論として

いろいろ書き出してみたけど、簡単にまとめるとこれに尽きる。
スマホがなかった時代を知っているので、スマホなしでも生きていける。


そもそもガラパゴス化した携帯電話って何?


【ガラパゴス化】
(ガラパゴス諸島の生物進化のように)周囲とは懸け離れた、独自の進化をすること。特に、IT技術やインフラ、サービスなどが国際規格とは違う方向で発達すること。日本の携帯電話など、高度で多機能であるが特殊化されていて世界市場では売りにくいものについていう。

デジタル大辞泉(小学館)


この定義からするとガラケーというのは、国際標準からはかけ離れているけど、日本市場に最適化された優れた製品であるということ。
iPhoneなどの外来種がどんどん参入することで淘汰されないように、もっと積極的に保護していった方がいいのでは。と思ってしまう。

スマホが使いこなせなくてガラケーに戻るシニアの方もいるみたいだし、
少なくとも令和であるうちは、折りたたみ式ケータイは残って欲しい。


ちなみに

3Gケータイから4Gケータイへ替えて良かったこと

カメラの性能が上がったこととWi-Fiが使えるようになったこと。
パケ放題に加入していないから、Wi-Fi経由で画像を送ることができるのは嬉しい。(面倒なのでmicroSDカードの出し入れはしたくない。)


あと10年はこの機種を使いたいので、大切にしようと思う。




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