終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?の感想ですか?

終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?を観ました。

観る前はタイトルなっっっっっっっっっっっっが!!!!という普通の感想と、はいはいラノベラノベという性格の悪い眼鏡みたいな感じでした。普通にラノベ読むのに。


【あらすじ】
人類が「獣」という謎の存在に滅ぼされる。
そんな中、生き残った種族達が地上から離れた浮遊島に暮らすことになり、500年後の世界。
人類唯一の生き残りであるヴィレムが兵器管理の仕事を任され向かった先に待っていたのは幼い少女たち。
彼女達は聖剣(タグウェポン)を使用するために作られた死を顧みない兵器として育てられた妖精兵(レプラカーン)であった。
そんな妖精兵の少女クトリと人間族の生き残りヴィレムが紡ぐ物語



【感想】※ここからネタバレあり


第一話、完全にラストが悲劇だとわかるシーンから始まります。
こういうラストを一番最初に持ってくるやり方ってサビから始まる歌みたいだなって
この演出されたらここからの楽しそうなやりとり全部が最後の悲劇がちらついてめちゃくちゃ悲しくなっちゃう…でも、こういう演出好きなんだよなぁ

後、これめっちゃ恋愛ものでした。クトリまじ恋する乙女。超純愛。スーパーピュアラブ。
ヴィレムも鈍感系主人公じゃなくて、しっかりクトリの恋心に気付き、しっかりとした振る舞いをしてくれるので良き。


私的、好きポイントとしては、

クトリが妖精兵として戦場で死ぬことに覚悟を決めている時に、今までと違った戦い方を提案するヴィレムにつっかかるシーンにクトリが兵士としてこれまで生きてきているんだというのが見えてきてキャラクターが生きているんだと思いました。

そして、ヴィレムによって兵器として使われて死んでいくだけのクトリが心を許していき、生きて帰ることを誓うことに二人の愛を感じました。


そんな愛を、幸せを知った少女のラスト


愛のために命の限り戦う、その姿は血にまみれで傷だらけなのに美しさまで感じます。
クトリとヴィレムの最後の掛け合いの台詞は本当に感動しました。

世界で一番幸せな少女を確かに私は見た。

悲劇と思った最初のシーンが最後にはハッピーエンドに見え方が変わるのはただただ凄かった。


結論、クトリが可愛い。







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