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”がぼたん”とコミュニケーションとってみよう

はじめに

総務省のお知らせに載っていたサービスです。
以下引用
「国・地方共通相談チャットボット」、通称「Govbotガボット」の提供を開始します。

本チャットボットは、デジタル行財政改革会議(第1回)における総理指示を踏まえ、総務省及びデジタル庁が連携し、各府省の協力を得て整備したものです。

本チャットボットは、住民からの問合せニーズが多い、マイナンバー、子育て、医療保険、年金、税、不動産登記、戸籍に加え、令和6年分の所得税の定額減税、年収の壁対策などの新たなトピックについて、よくある質問と回答を用意しています(搭載している質問は約1,300問)。

また、令和6年能登半島地震の被災者支援に関する情報や、自治体のチャットボット、国等の相談窓口についてもご案内しています。

本チャットボットが広く活用されることで、住民の利便性の向上、自治体の窓口負担の軽減につながることが期待されます。

提供開始後も、利用者の皆さまのご要望やご意見を踏まえながら、より利用者目線に沿ったものとなるよう、回答の精度の向上、分野の拡充、問い・回答の追加などに取り組みますので、ぜひご活用ください。




どこから”がぼたん”を知ったの?

総務省の更新を毎日チェック(平日)しているからです。
各省庁などのメルマガを読むようにもなりました。
情報の調査や分析を仕事にしていますよって言っておいてチェックしていないのは論外だよ、と指摘を受けたためです。

白書だったり動向のレポートは前から見てましたが、メルマガもチェックするようになってから面白い政策をしているんだなとか
社会的に課題になっている問題はほとんどに対して、何かしらアクションを起こしているんだなと気が付くことが増えました。

自分で調べていかないと入る情報は末端部分でしかなくて、各省庁の中間で働く人は優秀で仕事熱心なのだなとも感じました。


国・地方共通相談チャットボットとは

チャットと聞くと、対話型の生成AIが世間を賑わせています。去年からの爆発的な進化はまだ続いている印象です。
なるほど、chat GPTみたいな会話をしてくれるやつなんだなと思ってしまうのですが、ガボットはその前段階のチャットボットです

百聞は一見にしかずなので冒頭のリンクで試してもらえればわかるのですが
今の時代にこれを公開したのか・・・みたいな気分になります。


あえてこのような形式にした理由とは

大規模言語モデルの応答は素晴らしいものがあり、皆さんも初めて使った際は驚かれたと思います。
ですが、少し会話をしてみると間違った情報が流れてきたり、正確な回答になっていないことも感じられると思います。

この部分がハルシネーションですよ、みたいな話をしたいわけではなくて
この部分は地方自治の上では、行政のサービスとしては、致命的なんですよね。

旧型というか、よくホームページなどに設定してあった、学習させた内容を参考に関係しそうな内容をピックアップして返答するタイプのチャットボットの方が安全性はあるし、意図しない挙動もないのかなと思われます。

優れている部分より、安全性や信頼性をとっているという感じでしょうか。


前に大阪で使われていたAIの騒動を思い出す

これです。
このようになってしまわないように情報アクセスを制限したり、調整したものが出てくるのかなと
そう思っていましたが、予測のできない挙動は今でもあるようなので、がぼたんは親近感のある感じに仕上がったのですね。

なんでも最新で最高のものを使うべき、とは自分は思わないタイプなので
例えばチャットの応答だけでも、もしかしてスペックの足りないブラウザからアクセスした場合見れないかもしれませんし

職員と仮定した際に、応答が早いけどたまに間違えたりする人よりも
マニュアルでしか回答しないし早くはないけど相手に誤情報を与えてしまうことはない人の方に筆者としては対応して欲しいです。

というわけで信頼性はあると思うので、皆さんも質問してみてください。
見当違いな解答例が出るかもしれませんが、間違ったことを出してきたりはしないはずです。

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