知って簡単、老人の撒き散らしたウンチの処置方法

私の両親は二人とも認知症です。
89歳の母は5分前の事は覚えていませんが、心根の良い人ですので
問題は起きません。ご飯食べさせてもらっていないとかの事も無いですね。
 ただ、尿漏れが有り、その臭いがキツイのが辛い所です。毎日、シャワー(自分で出来る)をしてもらい、新しいリハビリ・パンツを履いてもらっているのですが……
 88歳の父はアルコール依存症で、酒の肴を常に欲しがり、放っておくと一日5食以上食べてはお酒を飲んで寝て居ます。それでも血液検査は正常値で医者のお墨付きです 笑。
ところが、お腹はソレでは堪らず下痢をしてしまい、88歳でガリガリの父は筋力もなくプリプリと下痢を垂れ流してしまいます。トイレや廊下は勿論、酷い時には自室のカーペットやイスにも撒き散らしてしまいます。それを見た時の潔癖症の私の心情はパニックでした。
 最近では慣れてきて「誰も動くなよ。」と言って、ウンコをティッシュで拭き取りビニール袋に入れ、父に自分の足(大体、踏んでいます)をティッシュで拭かせます。残ったカーペットのウンチの汚れは霧吹きに入れたキッチン・ハイター(塩素)の原液でシュッシュしてベタベタにして漂白します。勿論、窓・ドアを開けて喚起します。物凄い塩素の臭いがしますので注意です。板の間等のウンチは、適当にウンチを拭き取った後、先のシュッシュでキッチン・ハイター(塩素)を撒いてから、自分のスリッパで擦り広げます(自分も間接的に踏んでますからね 笑)が、滑り易いので転倒注意です。最後はティッシュで拭き上げます。トイレの便器などに付いたウンチもトイレットペーパーで拭き取り(これはトイレに流しても良い)、その後、ティッシュに先のシュッシュを吹き付けて便器を拭き上げます。こびり付いたウンチは少し水を含ませると取り易いです。原液の塩素はこびり付いたウンチを取るのには向きません(溶けにくい)。
以上、塩素が飛んで臭いがしなくなったら部屋に入れます。
 因みに、塩素を含んだティッシュは、トイレには流してはいけません。理由は、
1        ティッシュは便槽で解けません。トイレットペーパーとは構造が違います。
2        塩素は便槽の中のバクテリアを殺してしまい、便が分解されなくなるからです。

以上、こんなとこですかね。父の下痢対策は別の記述で公開致します。

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