川崎大師
京急大師線は京急川崎で乗り換える必要がある。京急本線は高架を通っているが、大師線は地面に敷設されており、2階のホームから一階に降りるとこじんまりとしたホームに電車が佇んでいた。もともと川崎大師へ向かう参詣路線だったそうである。JR川崎駅、京急川崎駅より海側は工場地帯の印象が強かったのだが、今やその工場が撤退、その跡にはマンションが立ち並び、沿線人口が増加しているそうだ。
川崎大師に近い廃工場で撮影した。廃工場というのは心躍るものだ。それはやはり刑事ドラマだったり特撮モノだったり、たいてい犯人や敵対勢力の本拠地だったからだろう。無機質なコンクリ打ちっぱなしの床や壁、オイルで汚れた重機設備など、中二心を鷲掴みにする。
廃工場ということで施設はほとんど残っていない。広いスペースを自由に使った。光源は北側からのみ差し込む自然光の反射で十分だった。
現在はリノベーションされてアミューズメント施設になっているそうである。
(撮影 2021/6)
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