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竹橋1
大手町方面から竹橋を渡り代官町通りを西に進むと、国立近代美術館や国立公文書館を超えた先に赤レンガのオシャレな建物が見えてくる。20年まで国立近代美術館工芸館として使われていた建物で、元々は旧日本軍近衛師団司令部庁舎部跡だ。明治時代に竣工し、関東大震災、太平洋戦争時も被害がなく完全な形を今に留めている。太平洋戦争末期の1945年8月の終戦に反対する一部将校のクーデター未遂事件、いわゆる宮城事件の事件の最初の銃声が放たれた現場でもある。
二階建て赤レンガ造りの近代的なデザインで、各所に五芒星のデザインが施されており細かいところまで意匠にこだわっている。以前は一部を除き2階までが国立近代美術館の展示室となっており、様々な企画展の折に展示品を含めて建物を見る機会があったが、国立近代美術館工芸館が移転し、現在は残念ながら敷地内には入れない。
(撮影 2022/3)
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