私が古河市長になったなら?教育編2

 以前にも(1月)取り上げました。若い世代を増やす考察の一つを再度取り上げます。町に緑を増やすというものです。道路事情に合わせて街路樹や店先に緑を増やすというものです。基本的に高木の街路樹に加え大き目のプランターに低木または中木を設置し視界に占める緑の比率を増やします。ご存じの通り緑は動物がその進化の中で最も目にし安定感を与えるものです。これで生物が集まるように子育て世代が集まります(持論です)住宅地はブロック塀を規制し生垣または緑色のフェンス等を推進します。空き地があればビオトープとして自然と共生する街のイメージを作ります。皆さんご存じかどうか?宇都宮線(東北本線)で東京を出てから初めて線路の左右に緑の平地林があるのは古河なんですね。もちろん国道4号バイパスでも同じように初めて左右とも平地林があるのも古河市なんです。(かなり危機的ですが)これをうまく使えば他市とは違ったアピールの方法があるのではないでしょうか?

 もう一つは三世代同居の推進です。ただしこれは母系主体の三世代同居の世帯に有利な政策を導入する。なぜ母系か?といえばいわゆる嫁姑的軋轢が発生しにくいのと、グローバル化社会において(個人的にはこの社会化は好きではありませんが)デフレ化による収入減に対抗して家族がまとまることでジジババ世帯の年金父母世代の家庭収入に対しての経費出費の比率が減少するメリットが見込めるからです。母親の協力を見込める若い母親の孤立化も防止できます。そして子供たちは親がいなくても必ず迎えてくれる誰かがいる家庭に育てばそれだけで成績は落ち込むことはありません。もっともこれですべてではありませんが、そういう環境に育つ子供が一人でも多くなるようになれば全体のレベルを押し上げることにはなります。核家族より大家族に育つ子供の学力が比較的高いのは知られている。

 子供の学力向上に資する活動として学童保育所などに引退した教師にお願いして学習の手助けをしてもらいます。理想としては教えるのはもちろんですが、歴史上の偉人伝なども紹介して目標を持った打たれ強い子供になるよう指導して自ら勉強にいそしむ思考を持たせるほうが最終的に効率がいいのです。中学生用にも同様な対策を加えていきます。併せて自己表現力の涵養もかねてそこでは美術・ダンス・演劇・音楽の芸術にも触れる環境を作りたいですね。そうでなければ学校のクラブ活動にやはりリタイアした指導者を送り子供たちの指導をお願いすることで、学校のブラック化も回避できるのではないでしょうかね。もうすでに動き出していると思います。

 少子化対策に古河三高を市立の中等学校化を図ります。市内在住の子女を優先的に入学させるという条件で生徒を集め。市内行事に参加する部活やボランティア部活、福祉業務体験部活、投資体験部活などの特殊な目的を持った部活を含めて学校運営します。学歴神話の崩れ行く時代に備えます。

 最後に、行き過ぎた核家族化と個人主義の蔓延で家庭内DVによる児童虐待によって養護施設に保護される子供たちが増えています。古河市でも他人ごとではなくなりつつあると思います。もちろん養護施設は必要なので用意する方向での議論はあってしかるべきと思います。そこまではいかないにしても養護施設は18歳までの年齢制限があります。18歳つまり高校を卒業したらいきなり社会に放り出されてしまう彼らに住まいと仕事を紹介斡旋または進学の支援を行う公益法人をつくり古河市を彼らの新しい故郷にしてもらってもいいなと思う。

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