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ウガツホムラ&タケルライコの攻撃的古代

お久しぶりです、つねです。
オリジナルデッキではありますが環境に挑めるデッキができましたので紹介させていただきたいと思います。面白いなと思ってもらえたり、興味を抱いてもらえたら嬉しいです。

さて、現在のポケカ環境は混沌としています。
・リザードンex(ピジョット、ビーダル)
・ドラパルトex(ロスト、ネイティオ、リザードン)
・タケルライコex(オーガポン、スナノケガワ、パルキア)
・ミライドンex
・サーナイトex
・ルギアVstar
・ロストバレット(赤、青、アグロ)
・ロストギラティナVstar
・古代バレット
・ハピナスex
・サーフゴーex
・ディアルガex
・カビゴンLO

と多くのデッキが名を連ねています。
上記に載せたデッキタイプ以外も環境デッキに抗うことができる面白い環境です。

デッキ作りのための考察


私はこの環境デッキたちを超えていくオリジナルデッキを作りたいということで考案したのが今回紹介するデッキです。
その前に今回組み合わせたメインポケモンたちを使う普通のデッキであるウガツホムラexデッキ、タケルライコデッキを見てみたいと思います。

一般的なウガツホムラデッキ
一般的なライコポンデッキ

一般的なデッキに対してはご存じの方が多いとは思いますが軽く触れておきます。
ウガツホムラexデッキ
ウガルホムラexが古代ポケモンおよび炎ポケモンのためオーリム博士の気迫とマグマの滝壺の使用ができることによるエネルギー加速でアタッカーの準備が早いのが特徴です。先2、後1から(れっかばくしん260)を宣言することができ、テンポをとることができるデッキです。
260という中盤以降には物足りない火力をマシマシラの(アドレナブレイン)を使うことにより、滝壺で自分のアタッカーに乗ったダメカンを相手に返すことで補うことができるようになったのも追い風です。
サブアタッカーとしてマフォクシーVやエンテイVといったポケモンが採用されており、複数の技を使用したり森の封印石を絡めたりすることができます。
高耐久2進化ポケモンに対しての打点がやや物足りないため、デヴォリューションの採用をしているのも一つ特徴です。

ライコポンデッキ
オーガポンみどりのめんexの(みどりのまい)を使うことで場にエネルギーを1枚増やしてタケルライコexの打点を伸ばしながら山札を掘り進めることができるのが特徴です。
タケルライコexが古代ポケモンのためオーリム博士の気迫を使用することができ、複数の面からエネルギー加速および山札堀りができるデッキです。
序盤はむしとりセット、中盤以降はエネルギー回収を使うことにより効果的に(みどりのまい)を打つことができます。基本的にオーガポンみどりのめんはタケルライコexの打点を伸ばすための補助となることが多いですが、リザードンex等の草弱点に対しては技を打つことも視野に入ります。

一般的な2つのデッキを紹介しましたが、デッキの中身に触れる前に次はメインポケモンについての私の意見をまとめたいと思います。

ホムラ


ウガツホムラex
「強み」
①2種のエネ加速方法(オーリム博士の気迫、マグマの滝壺)を使用することで手貼りこみで1ターン起動できる3エネ(れっかばくしん)260点
②HP230というたねポケモンの中ではそこそこの耐久
③古代のため、ブーストエナジーに対応している(HP290)
「弱み」
①(れっかばくしん)は連発することができず、1回ベンチに戻る必要がある
②260点は中盤以降物足りないため、マシマシラ(アドレナブレイン)等の補助が必要
③耐久がウリだが滝壺で自傷を入れてしまう

ライコ


・タケルライコex
「強み」
①困った時の(はじけるほうこう)で手札をリフレッシュできる
②ドラゴンタイプHP240で弱点なしの高耐久たねポケモン
③(きょくらいごう)の打点が青天井なので高耐久ポケモンに抗える
④古代のため、ブーストエナジーに対応している(HP300)
⑤オーリム博士の気迫によるエネ加速で手貼りこみで1ターン起動が可能
「弱み」
①オーリム博士の気迫だけの加速に頼ると打点が伸びない
②打点が青天井とはいうが高耐久を倒した時はその分エネルギーをトラッシュしており、連続して高打点を出すのが難しい
③サイド1枚しか取れないポケモンに対してもエネルギーをトラッシュする必要があり、後々の打点に響いてくる

今回はこの強みと弱みを分析した上で、この2枚を合わせると以下のようにうまく補えるのではないかと考えました。

打点の悩みを補い合うことができる
・ウガツホムラexはエネルギーを捨てずに260点出すことができるが打点が少し物足りない場面がある
・タケルライコexは場のエネルギーをトラッシュした数*70点出せる青天井打点だが技を打つ際に毎回エネルギーをトラッシュする必要がある
共に古代たねポケモンである
・オーリム博士の気迫でアタッカー育成ができる
・ブーストエナジー古代、勇気のおまもりによる耐久底上げができる
③共に基本エネルギーを軸にしたポケモンである
・オーリム博士の気迫やマグマの滝壺を使うこと、及びタケルライコexの(きょくらいごう)の条件が基本エネルギーであるため基本エネルギーを主体としたデッキである
・大地の器を使用することで複数色を使用しても適切な選択をすることができる

デッキ紹介

つねのデッキ

ウガツホムラex
デッキのメインアタッカーです。
マグマの滝壺、オーリム博士の気迫を絡めることで手張りこみ1ターンで起動するのが魅力の一つです。
マシマシラの(アドレナブレイン)を絡めることで(ヒートブラスト)で小物を取りやすくなったり、(れっかばくしん)でHP280ラインが見れるようになったりするのも強みです。

マグマの滝壺はベンチに反応するカードであり、殴らない際にもタケルライコexのためのエネルギー溜め要員として役割があるため3枚の採用となっています。

タケルライコex
デッキのメインアタッカーです。
オーリム博士の気迫を絡めることで手張りこみ1ターンで起動するのが魅力です。ウガツホムラexが出せない打点を(きょくらいごう)で出すことができるという点及びオーリム博士の気迫を共有することができるという点を評価して採用しています。
純粋なウガツホムラexが苦手とするリザードンexに対してワンパンで飛ばしに行くことができるので意識して動かしていく必要があります。
使いたい対面の際にサイド落ちをしていると話にならないため2枚採用となっています。

イキリンコex
1ターン目ぶっぱ要員です。
(イキリテイク)を使うことで1ターン目に自分の展開を強くすることを目的として採用しています。エネルギーを落として古代ポケモンを並べ、オーリム博士の気迫を使用して殴っていくというのが最大の目標ではあります。
ボールを持っている際にイキリンコをプランとして考えるため、その際にサイド落ちしてるのは話にならず2枚採用となります。
また、きあいをいれるを打つことは視野にいれる必要があります。ぶっぱする関係上エネルギーが複数枚トラッシュに落ちている可能性は高いです。20点と打点は渋いですがやっていることは1体にエネルギー2枚加速と強い行動なので強く使いましょう。
基本、このカードがやられてサイド2枚を取られることは許容しています。
きあいをいれるを行って倒された場合は後続育成をしてくれているため、十分だと思うようにしましょう。

ミュウex
手札補充要員兼サブアタッカーです。
(リスタート)が手札を3枚になるまで引くという効果ですので状況に応じて強く使っていくためのカードとなります。
アンフェアスタンプやナンジャモ、ツツジといった手札干渉は色んなデッキに採用されています。特にアンフェアスタンプはペパーやカイから飛んでくるため、序盤から飛んでくる可能性があることを考える必要があります。
ミュウexは倒されるとサイド2枚取られるカードではありますが最後の2枚以外でここを狙ってくれるのであればアタッカーは守られているという意識でいく必要があります。
最悪サイド落ちしてもデッキの動き自体は変わらないので1枚採用です。

マシマシラ
HP及び打点調整要員です。
このポケモンに悪エネルギーがついていると(アドレナブレイン)で1匹に乗っているダメカンを3つまで相手のポケモンに乗せ替えることができます。
マグマの滝壺でウガツホムラexに乗ったダメカンを帳消しにすることができたり、相手の攻撃を耐えたポケモンのダメカンを返すことができます。
返したダメカンは純粋に攻撃したことと同じになるのでそれを含めた打点が出せるというのがデッキの強みとなります。
(きょくらいごう)でエネルギーを捨てる枚数が1枚減ったり、(れっかばくしん)でHP280ラインが取れるようになったりと強い行動となることが多いです。また、デッキのメインアタッカーが古代たねexポケモンでHPが高いのをウリとしているためHPを回復することが強くなる機会も多いです。
メインの打点プランに絡む可能性が高いため2枚採用となっています。

かがやくゲッコウガ
(かくしふだ)でエネルギーを1枚落として山札を2枚引くことができる山堀要員です。
マグマの滝壺やオーリム博士の気迫といったエネルギーがトラッシュにあることで使えるカードを多く採用しているデッキのため強く使えることが多いです。(イキリテイク)の前後に使って序盤の動きを強くしたり、中盤以降に使って必要札を探しにいくことができます。
水エネルギーを採用していないため技を打つことはできませんが、十分強い動きをしてくれます。カビゴンLOやイダイナキバデッキはこのポケモンを縛ろうとしてくるので対面によってはなるべく出さずに行動する必要があります。
かがやくポケモンのため1枚採用です。

ネストボール
採用ポケモン全てがたねポケモンであるため、文句なしの4枚採用です。
ベンチが埋まっていると使用することができないので注意しましょう。

ハイパーボール
どのポケモンにも触ることができる強いカードです、4枚採用しましょう。
使う際に手札を2枚捨てる必要がありますが強みとして使えることがあります。エネルギーを捨てることが大事なデッキであるので状況に応じながら捨てる札を考えていきましょう。

いれかえカート
たねポケモンのみしか入れ替えることができませんが入れ替えた際にHPを30回復することができるカードです。
たねポケモンしか採用していないデッキのため文句なしの採用です。
マグマの滝壺でエネルギーを加速したポケモンで殴るためには入れ替える必要があります。また、(れっかばくしん)は技を打った後にベンチに下がるまでそのポケモンが(れっかばくしん)を打つことができないため入れ替えるという行動が求められます。
1試合に複数回使うカードなので3枚採用です。

大地の器
手札を1枚捨てることでエネルギーを2枚手札に加えることができるカードです。
このデッキは4色のエネルギーを採用していますが可能にしているのはこのカードの力がとても大きいです。状況に応じて必要なエネルギーを持ってくることができるため、強く使いましょう。

・マグマの滝壺に反応する炎エネルギーをトラッシュに落とすこと
・タケルライコがオーリム博士の気迫で起動するために闘or雷エネルギーどちらかをトラッシュに落とすこと
・マシマシラがアドレナブレインを使用するために悪エネルギーをつけること
と言ったようにいろんなエネルギーに役割があります。
このカードは持ってくることが強みの一つですが手札を1枚捨てることができるのも魅力です。エネルギーを捨ててエネルギーを持ってくる動きが強いことも多いので意識しましょう。
重要なカードですので3枚採用ですが枠次第では4枚も視野になるカードです。

エネルギーつけかえ
場の基本エネルギーを1枚違うポケモンに移し替えることができます。
このカードは痒いとこに手が届くというカードで頼りたくはなりますがこのカードがあるから大丈夫といったプレイをするのは控えましょう。
オーリム博士の気迫で悪エネルギーを加速してマシマシラに付け替えで動かしたり、闘or雷エネルギーを加速してタケルライコexにつけかえでうごかしたり、、。
マグマの滝壺で後ろに加速した炎エネルギーを付け替えで前のウガツホムラexに動かして(れっかばくしん)を宣言するなど幅広く使うことができます。
ミュウexに手張りをあらかじめしておくと付け替え込みでいつでも起動できるような状況が作れるので相手によってはプランとして入れましょう。※(げっこうしゅりけん)をパクれると歓喜します笑
1試合に1回は使いたいので2枚採用です。

エネルギー回収
トラッシュから基本エネルギーを2枚手札に加えることができるカードです。痒いとこに手が届くシリーズ第二弾です。
(イキリテイク)で望まないエネルギーを落としてしまって終盤に響いたり、中盤の(きょくらいごう)で大量のエネルギーを失ったりした際に使用します。
特にタケルライコexが(きょくらいごう)を強く複数回打とうとする際に頼りになります。トラッシュに闘、雷エネルギーが全て落ちてしまうとオーリム博士の気迫を打っても付け替えがないと即起動ができません。しかし、このカードでどちらかを回収しておくことで問題なく打つことができます。
また、マシマシラが求める悪エネルギーを触ることができるなど地味ですが良い働きをする場面が多いです。
終盤ですとこのカードから(かくしふだ)を使用して山を掘り、必要札を狙うみたいな動きもできるので頭に入れておきましょう。
これだけ語っていますが1枚採用です。

シークレットボックス
デッキに1枚だけ許されているエーススペック、本デッキは文句なしでシークレットボックスを採用しています。
イキリンコexというカードを2枚採用して強く使おうとしているため、(イキリテイク)で巻き込む可能性があるデッキです。そのため、1ターン目から強く使えるものが良いなと思い候補は「シークレットボックス、ヒーローマント」に絞っていました。
ヒーローマントは耐久を100あげることができて強いのですが確定で触る方法がなく、最終盤に貼ってもボスの指令で避けられて終わるみたいなことが多くて断念しました。
対してシークレットボックスは手札を3枚捨てないといけませんが〔スタジアム、ポケモンのどうぐ、グッズ、サポート〕を各種1枚持ってこれるという破格な性能を誇っています。初手に引いてしまっても(イキリテイク)で巻き込む前に盤面を少し整えることができます。中盤以降は確定でサポートに触れるのがとても強く、このカードを触ったから解決したという場面がよくあります。
手札コストさえあれば弱い時がないカードですし本デッキはトラッシュのエネルギーを強く使うデッキという性質上バンドを捨てる効果もあまりデメリットにならないです。
持ってくるカードは試合の状況によってあまりにも変わるため、羅列することはできませんが間違いなく強いのでぜひ試してみてください。

ともだちてちょう
痒いとこに手が届くシリーズ第三弾。
イキリンコexの(イキリテイク)で望まないサポートを落としてしまった際に一番欲しくなるカードです。
例:オーリム博士の気迫2枚、ボスの指令1枚巻き込み、、
本デッキはサポートの採用種類は少ないですが、それぞれの枚数を厚く入れてあります。打ちたいから厚くしているのでその枚数が増えることに越したことはないです。
巻き込まなかった試合でもそれまでに使用したオーリム博士の気迫やボスの指令を戻すことが強いです。終盤に手札干渉を食らった際に解決札が増えるのは大事なことです👍
強いカードですが1回使えれば足りるので1枚採用です。

ブーストエナジー古代
古代ポケモンにつけることで能力が発揮されるカードです。古代ポケモンにつけるとHP60up、特殊状態にならないという能力を発揮します。
HPの高さがウリであるウガツホムラex、タケルライコexに取ってはうってつけのカードです。後述する勇気のお守りで揃えることもできるのですが「10」の差がでかいと考えて2枚ブーストエナジーを採用しています。

勇気のおまもり
たねポケモンにつけることができるHP50upカードです。
本デッキは採用ポケモンが全てたねポケモンなので強く使うことができます。
ミュウexやイキリンコexにつけることが多いですがメインアタッカーにつけることもあります。
状況に応じて使いましょう、1枚採用です。

オーリム博士の気迫
デッキのメインサポートです。
トラッシュから場の古代ポケモン2匹に基本エネルギーを1枚ずつつけた後に山札を3枚引くことができます。
メインアタッカーが古代ポケモンのデッキのため、文句なしの4枚採用です。マグマの滝壺、オーリム博士の気迫、手張りを同じターン内にすることでウガツホムラexが(れっかばくしん)260点を1ターンで起動することができます。
このカードの条件を満たすためにエネルギーをトラッシュに送っていくと言っても過言ではないです。ぶん回してガンガン使っていきましょう。
ともだちてちょうで戻すことも視野に入れるカードです。このカード1枚使うだけでアタッカーが起動する可能性がとても高いです。

ボスの指令
デッキのメインサポートです。
相手のベンチポケモンをバトル場に呼び出すことができます。
基本どのデッキにも入るカードですが4枚採用しているデッキはほぼないのではないでしょうか?
ウガツホムラexはマグマの滝壺でもエネルギーをつけることができるため、オーリム博士の気迫を1度使用して2匹育成すると盤面に余裕があるターンが生まれることが多いです。その際に狙ったポケモンを仕留めることができるのがとても強いため、4枚採用で強く使っていこうという魂胆です。
また、序盤でもマグマの滝壺、手張りで(ヒートブラスト)60点を打つ際に相手のシステムポケモン[進化前]を呼び出して倒すみたいな芸当もできます。
ボスの指令が弱いターンは基本ないですし、終盤になればなるほどこのカードを使えば勝ちみたいなことは多いです。4枚採用とともにともだちてちょうで戻す行為が加わるとさらにパワーは増します。

ジャッジマン
デッキのメインサポートです。
お互いの手札を山札に戻してシャッフルし、4枚ずつ引くカードです。
本デッキ唯一の手札干渉札です。自分の手札が嵩張ってる際や相手の手札を妨害したい時に使っていきましょう。
ナンジャモでない理由は序盤から強く使える手札干渉という点です。終盤はどちらかというとボスの指令やオーリム博士の気迫を打ちたいターンが多く、手札干渉は序盤から中盤に絡めることが多いです。そのため、序盤から中盤に強く使える手札干渉札であるジャッジマンの採用となっています。
ともだちてちょうで戻すことは少ないですがあまりにも巻き込んでしまったりした際は戻すことも視野に入れましょう。
毎試合必要というわけではないですが連発で打ちたい試合もあるため、3枚採用です。

マグマの滝壺
本デッキのキーカードです。
トラッシュからベンチの炎ポケモンに基本炎エネルギーをつけることができ、20点のダメカンがそのポケモンにのります。
ウガツホムラexが炎ポケモンなので加速して殴っていくのが主な用途です。
また、タケルライコexの(きょくらいごう)が場の基本エネルギー参照の技なのでこのカードで加速したエネルギーがそのまま打点となるのも強みです。ライコポンデッキのオーガポンみたいな役割と思うとわかりやすいかもしれないです。
序盤から強く使いたいスタジアムであり、相手に張り替えられてもすぐ貼り返せる枚数が良いので4枚採用にしています。手札に嵩張ったらコストに使用しても良いです。多く採用して手札に嵩張るリスクよりも滝壺が貼れない方が弱いという考えです。

基本炎エネルギー
6枚採用です。大地の器や(かくしふだ)、ハイパーボール、(イキリテイク)といった手札を捨てる手段を絡めて、うまく炎エネルギーを落としていきましょう。ウガツホムラexは炎エネルギー2個あればどの技も打てるので2匹起動を考えても4エネあればたりますがサイド落ちや触りやすさを考えて6枚としています。

基本悪エネルギー
2枚採用です。マシマシラの(アドレナブレイン)を使用するためには欠かせないエネルギーなのでサイド落ちケアの最低限採用です。
主にマシマシラを使用したい際に大地の器でサーチすることが多いです。サブプランとしてオーリム博士の気迫で加速するエネに使用したり、古代ポケモンにつけてからエネルギーつけかえでマシマシラに戻すことがあります。エネルギー回収でマシマシラにつけることもあるので状況に応じながらうまく使いましょう。

基本雷エネルギー&基本闘エネルギー
2枚採用です。タケルライコexの(きょくらいごう)の技条件を満たすためだけに入っていますのでサイド落ちケアの最低限採用です。
雷or闘をトラッシュに1枚落としておけばオーリム博士の気迫で加速してもう片方のエネルギーを手張りすることで技を打つことができます。手札と相談したり大地の器をうまく使ったりすることできちんと起動することができるのでここは慣れていきましょう。
感覚的にはライコポンデッキと大きく変わらないと思います。あちらのデッキより少し枚数が少ないので管理は難しくはなりますが初動アタッカーでないことが多いため、起動まで少し時間かかっても大丈夫だと思いましょう。
基本的に初動はウガツホムラex、中盤以降相手によってタケルライコexが出ていくというのが理想プランです。
前述した悪エネルギーと同じく枚数が少ないのでエネルギー回収を使うことも視野に入れましょう。

不採用カード

①ナンジャモ
前述した通り、ターンによって強さが変わる手札干渉を嫌ったので今回は不採用としています。序盤は自分が6枚引ける可能性がありますが、相手も6枚引くことがあまりに弱いことが多いため採用候補から外れました。

②スナノケガワex
相手のサイドが4枚以下になると毎ターントラッシュから闘エネルギーを自身に加速することができるカードです。エネルギー配分を変えれば採用候補にはなるのですがマグマの滝壺(炎エネルギー)を軸としてデッキを動かそうと決めたので今回は採用候補から外れました。全体で2枚採用の闘エネルギーにこのカードを絡めるのは流石に厳しいですね。。

③ポケギア3.0
山札の上から7枚見てその中にサポートがあればその中から好きなサポートを選んで手札に加えることができるカードです。最後まで候補カードとして存在していたカードです。ともだちてちょうと枠を争っていたのですが、今回は枠の都合もあり外しました。触る確率を上げるためにそれぞれのサポートの採用枚数を増やしているのでこのカードを入れるのはやや過剰かなというのも響きました。

④エンテイV
バトル場にいると山札を1枚引くことができる(しゅんそく)を持ったカードです。マグマの滝壺の対象となり、手張りこみ1ターンで起動できるためサブアタッカーの候補とはなります。ただ、エンテイVが出せる打点に魅力を感じなかったので今回は不採用としています。森の封印石を採用する場合はもちろん候補筆頭にはなると思います。

⑤マフォクシーV
このデッキにはないベンチ狙撃をすることができるカードで小物ですとサイド2枚取りが決まることがあります。このカードが1ターン起動するためにはエネルギーつけかえを絡める必要があり、起動に難があると思います。今回はボスの指令を4枚採用していることからも分かるとおり、狙ったポケモンを呼び出すことに長けているので自らベンチを攻撃しにいくこのカードは不採用としています。森の封印石を採用する場合は候補にはなると思います。
※採用に1番近いカードでジャッジマンを2枚にして1枚採用は考えられます。起動に難があるとはいえ、起動した時のパワーは高いです。上振れカードとしての採用は考えても良いでしょう。

⑥かがやくリザードン
サイド2アタッカーが全てのデッキなので候補には間違いなくはいります。ただエネルギーをトラッシュから戻すことで強みが出るデッキなのでかがやくゲッコウガの(かくしふだ)の役割が大きいと判断しました。(かくしふだ)なしで回せる自信がある方はこちらにしても良いでしょう。

⑦すごい釣り竿
エネルギー回収との選択になるかと思います。タケルライコexorマシマシラの採用を1枚にする際は候補に入れます。エネルギー回収は瞬時に手札にエネルギーを持ってこれるのが強みです。このカードは山札に戻すので瞬時の効果はないですが後々に響くことが多いです。本デッキで言えばミュウexやかがやくゲッコウガという終盤の手札干渉に強くなるカードを戻すことができるので候補に入ります。

⑧ハンディサーキュレーター
個人的にとても強いと思っている道具です。ウガツホムラex、タケルライコexの素のHPが低くないのである程度信頼して採用しても良いのではないかと考えて試してもいるカードではあります。殴ってきたポケモンのエネルギーを1枚違うポケモンに張り替えることができるので驚異的でないポケモンに張り替えることで相手に再度手張り要求をすることができます。毎ターン倒してくるデッキには弱いので難しいカードではありますが効果的に使えれば候補であるのは間違い無いです。

(6/11更新 最新使用デッキ)
ハンディサーキュレーター採用時

サーキュレーターホムライコ

環境デッキに対してハンディサーキュレーターの刺さりが良いと考え、採用したデッキを構築して回しています。
Hp230,240とそこそこ高めのたねexが殴っていくデッキなので相手の攻撃を耐える可能性もあり、強く使える場面があります。相手のデッキで殴ってこなさそうなポケモンにエネルギーを付け替えていただくことが終盤のエネルギー管理に響くことが多いです。特に逃げるエネルギー0のポケモンに付け替えるとエネルギーがトラッシュに行くことも少ないため、すごい釣竿や夜のタンカで戻せないのは強いです。

初動のリザードンexやドラパルトexデッキ、ギラティナVstarデッキ等使えるデッキが多いので対面に応じてどこに貼るかを考えて使う必要があります。
序盤はハンディサーキュレーター、中盤以降はブーストエナジーが基本の対面では理想ですが対面によっては取られたくないミュウex等にハンディサーキュレーターを貼って牽制をかける時もあります。

感触が良いのでこちらも掲載させていただきました。

先後どちらを取るべきか

現在環境はだいぶ前のめりになっています。例をあげれば2進化デッキは先2から進化して殴っていきたい、ライコポンデッキ等のアグロデッキは後1から殴っていきたいといった感じです。この「ウガツホムラ&タケルライコデッキ」通称「ホムライコ」はアグロデッキに分類されるので後攻をとりたくなると思います。
しかし、私は後攻をとりにいくのは正解ではないと考えています。
というのも後1で(れっかばくしん)を打つための条件を満たすよりも先2で強く殴る方が確率的に高いと考えており、ブーストエナジー古代等の耐久札をつけると進化exが殴っているのと変わらない盤面を作れることが多いからです。先攻を取りたがるデッキが多い環境であるのも相まって、わざわざこちらが先攻を譲る理由がないと思います。
そして万が一後攻を取らされたとしても(れっかばくしん)を強く打つ可能性や(きあいをいれる)でエネルギー2枚加速プラン、(ヒートブラスト)&ボスの指令でサイド1枚進めるプランといった複数のプランが取れるのはこのデッキの強みだと思っています。
先攻を取るデッキが多い中でより高い勝率を誇るには後攻でいかに強い動きができるかにかかっていると考えています。このデッキは後攻プランが他のデッキよりも強いと思うので、先攻を易々と上げるのではなくこちらが選べるなら先攻をいただいてぶん回し、後攻になったのなら全力で(れっかばくしん)をうちにいくくらいの姿勢でいきましょう。

対デッキに対する個人的有利不利一覧

・有利
ドラパルトex、おまつりおんど、オーガポンex
ミライドンex、ロストギラティナ
アルセウスギラティナ

•微有利
ゲッコウガex、ハピナスex、ドラパルトリザードン
ライコポン、イダイナキバ、サーナイトex
ロストバレット、ディアルガvstar

•五分
リザードンex(ビーダル、ピジョット)
レジドラゴex、カビゴンLO
ウガツホムラex、テツノイバラex
ルギアvstar、サーフゴーex
古代バレット

・微不利
パオジアンex、パルキアex
ピジョットコントロール

•不利
ミミッキュ、オンバーンex

(軽い考察)
基本的にHPが低いポケモンを出す必要がある(例:おまつりおんど)のようなデッキに対してはマシマシラの(アドレナブレイン)がとてつもない強さを誇るので有利になります。

アルセウスVSTARやギラティナVSTARのようにHP280のポケモンが主体のデッキは(アドレナブレイン)を含めた(れっかばくしん)で倒すことができるので有利に傾くことが多く、その中でも特に相手のHP280ポケモンでこちらのアタッカーを倒すことが難しいデッキに対しては大きなアドバンテージを誇ります。

マシマシラの(アドレナブレイン)やいれかえカートを絡めて高耐久をウリにしているデッキなので中打点デッキには有利を取りやすいです。そのため、ゲッコウガexやハピナスexが評価表では少し有利側に置いてあります。もちろん、適当に殴っていくとエネルギーを無駄に消費しただけで終えてしまう可能性がある対面ですので戦い方は気をつける必要があります。マシマシラを絡めてワンパン取れる時に殴るプランを心がけていきましょう。

純正ウガツホムラexデッキが苦手とするリザードンexデッキですが、、
タケルライコexを絡めることで五分まであげることはできると考えています。純正のウガツホムラexデッキですとリザードンexを1枚は面倒みれるけど2枚目があまりにも重たいという展開になりがちです。このデッキにはタケルライコexという青天井が入っているため、2枚目を強引に仕留めるプランを通そうとすることができます。また、ボスの指令が多く入っているデッキなのでリザードンexを1枚面倒見るだけでサイド6枚取るプランを狙えるのも一つ強みです。闇雲にサイドを進めていくとリザードンex&かがやくリザードンでサイドを取り切られる対面ですので何回も回して自分のプランを通しにいくことが大事です。

炎ポケモンであるウガツホムラexを主体として戦うデッキなのでパオジアンexやパルキアexには不利をとりやすいです。微不利で止まっている理由はウガツホムラex側からもワンパンが取れるという点です。先に2-2-2を通してしまえる可能性があるデッキなのでこの評価になっています。


今回はウガツホムラexとタケルライコexを合わせた攻撃的古代デッキを紹介させていただきました。世間ではまだ試している人が少ないデッキタイプだと思うので気になっていただけたら嬉しいです。
取り急ぎデッキ紹介、軽い考察を記載しましたので今後個々の対面を追記していこうと考えています。
長い記事ですが読んでいただ気、ありがとうございます。よろしければスキやコメントで応援や考察の発展をお願いします🥺

(以降追記) 個々対面で意識すること


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