声に出して読みたい(読書感想文:シャニマスサマーパーティ)


シャニマスのサマーパーティ、たのしかったですね。

トークコーナーやライブパートを楽しみながら、どなたも演技が上手いのだな…って感心しきりだった。(声優コンテンツでおなじみの、テンパりでボケを出すところもあったけど)

アニメ・ゲームの声優さんが、ライブイベントを行って歌を歌うコンテンツはもはや珍しくないわけで(何年か前「アイマスのライブってポリゴンのアイドルが踊るの?」って言われたことが)、今日び、声優さんが歌って踊るお仕事として(元からの意味での)アイドルさんの立ち位置を兼ねているという持論があります。

この立ち位置が絶妙で、所謂ドル売り(アイドル的なプロモーション)でのアイドルファンにも優しい一方、ファン向けの人格を演じる部分にも工夫を凝らすことで、実は接点が薄いゲームオタクとアイドルオタクの両方にアプローチできてるのかなあ…と思っています。

単純に人目を引きつける華々しさもさることながら、アイドルさんがそれぞれ演じる人格に、作品のキャラ (アイドルマスターで言えば「アイドル」とかの物語だ)を反映できるので、ゲームファンにも補助線が引かれてわかりやすい…という話を毎回思うのです。

この「被せる部分」は年々どんどん文脈が複雑に鳴っていくし、負けじと被せられる方の声優さんも、世代を経るごとに上手になっていく(優秀そうな人が集まってくる)。

軽口の話

さて、途中の大喜利コーナーで「ライブビューイングで『座る席間違えてますよ』と言われたときの返答」で「席を温めておきました。」ってのがあったんですね。私もよく居酒屋で他のお客さんが来て、席を詰めたりするときに使うんですよ。

これ言った時に、「ということは、お兄さん末には天下を取りますな!」って返された事がある。「天下を取りますね。」すごい、褒め言葉としてあまりに強すぎる。承認欲求欲張りセットですよ。シラフでは決して言えない軽口、いつか使いたい軽口ウィッシュリストに突っ込んでいる。

口に出してみたい言葉

そのウィッシュリストの中に「海外ゲームが翻訳された時の、翻訳に無理がある感じの煽りメッセージが出どころ」という、使い道が薄いカテゴリがある。

その中でもStelleris(SFモチーフのストラテジーゲーム、様々な種族で星間国家による銀河統一を目指す)で自種族がロボット生命体の際に、関係が険悪な他種族が使ってくる

やあ、ボットちゃん。数の数え方は学習したかな?
それともまだ0と1だけでつまずいているのかな?

という煽りが気に入ってるんですよね、後半部分の上手いこと言ってやったぜ感がすごい。周りに0と1だけで動いている生命が居ないから使えてないんですけど、使いたい。機械、反乱してくれねえかなあ…。

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