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お彼岸

お憑かれ様です。 怪談師 ピオーネです。 

私が実家に帰省した時、時期はちょうどお彼岸でした。
 には決まって亡くなった大伯父、大伯母のツーショット写真の前におはぎ
 を供えるのが日課になっていた。
 しかし、母が言うには、祖母がおはぎを1時間もしないうちに写真の前
 から取り上げてしまうため、もう少し長く供えていてもいいのではないか 
 と思っていたそうです。
 その話をしていると、祖母がおはぎを1時間もしないうちに台所に持って
 行ったので私は、噂通りだなと思った。
 母が祖母に
 「もうちょっと置いていてもいいじゃない?」
 と言っても祖母は、取り合ってくれなかった。
 母がその日、寝床についていると夢を見たそうだ。
 母が眠っている横に亡くなった大伯父が立っている。
 大伯父が一言。
 「ワシ、まだ食べとらんじゃけど、、、。」
 朝起きて、母は、祖母と何が言われようが、
 おはぎをその日1日中お供えし、
 大伯父に食べてもらったということでした。

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