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2019年劇場鑑賞録

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全人類の生きる希望こと『Godzilla: King of the Monsters』を全力で推していきましょうね。
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#2019年映画ベスト10

 一年の終わりにやっておきたい、心の整理。恒例のアレ。これを考えるのが楽しくて映画館に足…

王道が「無難」に思えてならない超大作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け…

 『ピープルVSジョージ・ルーカス』というドキュメンタリー映画がある。これは、『スター・ウ…

「夢」は人とマシンをつなぐ『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』

 世紀の怪作『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』を経て、ついに邂逅する平成と令和…

恐怖の二世代COOPプレイ!NPCとは何かから教えよう『ジュマンジ/ネクスト・レベル』

 私事ですが、最近 Nintendo Switch Lite を買いまして、久しぶりにゲームに没頭しております…

いい歳こいて『フラグタイム』にマジ照れしたのでおまえらを道連れにしたい

 たびたびnoteでは公言しているが、おれも「早く結婚しろ」という圧が強まってきた年頃で、そ…

ゾンビよりも反抗期と安達祐実の方が怖い!『ゾンビランド:ダブルタップ』

 「10年越しの続編」と言われるとつい身構えてしまうものだけれど、本作を鑑賞しながら感じた…

コイツが堕ちればアメリカはもう駄目『エンド・オブ・ステイツ』

 みんな大好きマイク・バニングが帰ってきた。『エンド・オブ・ホワイトハウス』『エンド・オブ・キングダム』と二度に渡りアメリカ大統領の命と国家の危機を救った最強のシークレットサービス。ジェラルド・バトラーにとってもレオニダスに続く当たり役として、その無茶苦茶すぎる強さと犯人への「脅し」のキラーワードが映画ファンの心を掴んで離さない。ところで、本作の原題は『Angel Has Fallen』とのことで、じゃあ天使って誰さと言えば、もちろんこの男のこと。なんとも物騒な天使である。

新章ではなく完結作かもしれない『ターミネーター:ニュー・フェイト』

 「新たな三部作の第1章」が複数存在したり、製作会社が破産したりと、長きに渡り愛されなが…

装甲が軋み、エンジンが唸る!『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』を観ろ。

 ガルパンおじさんに目覚めて4年になるが、おれはどうやら感覚がマヒしていたらしい。戦車は…

不遇を原動力にできる強さがほしい。『ガリーボーイ』

 ラップ、聴きなれない音楽だ。手持ちのCDを見渡してもリュウタロスかマイティーウォーリアー…

『HiGH&LOW THE WORST』はアクション映画としても青春映画としても一級品だからみんな…

ドッドパッ ドッドドッパッBGMです。こちらを再生しながらお楽しみください。  かつて、『HiGH&LO…

『ジョン・ウィック:パラベラム』は人が死ぬ瞬間をもっとも愉しく切り取ったフィルム…

 親しみと哀愁の男、キアヌ・リーブス。そんな彼の新時代の代表作が、この『ジョン・ウィック…

泣けない男が世に放つリアリティショー『Joker』

 この映画については、公開前から漂う異様な雰囲気にまず気圧されていた。アメコミ映画であり…

元ボクサーから女子高の教師に転職した俺が失踪した女生徒を探すことになった件について『守護教師』

 お待たせしました、「真夏のマ・ドンソク祭り」第2弾のお通りでございます。今回は大本命、「女子高の体育教師がマ・ドンソク」なあらすじだけで100点満点の『守護教師』をご紹介。現役女子高生の男の好みを「くまさんみたいな人」に変えてしまいかねない取扱注意の一作、いったいどのような映画なのだろうか!?  まず初めに明言しておくべきことだが、本作はいわゆる「ナメてた相手がマ・ドンソク」映画の系譜とは少し離れた位置にある、ということ。暴力は発動する場面は限定的だし、悪を残らず蹴散らし