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Yokohama F. Marinos 2020

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2020年 横浜F・マリノス 試合観戦記
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2020 ACL GS MD3

長い、長い道程だった再開新型コロナウイルスの世界的な影響により、中断を余儀なくされたACLだが、この11月、約一ヶ月間のカタールでの集中開催という形で再開されることとなった。 2020年が終わりに近づく中、思い返せば2連勝で幕を開けたのは2月のことだった。はるか昔のようだ。 さてこの日は同じ2連勝、勝点で並ぶ相手との直接対決となった。しかも中2日で同じ相手との再戦が待っている。 リーグ優勝が潰えた今、この大会でひたすら優勝を目指す短期決戦の幕が上がった。 うちの立ち上

2020 ACL GS MD4

ACLが再開したらしたでまた連戦である。汗 当然のごとく、メンバーは大幅に入れ替えられた。 試合が始まってみると、保持するうちのペースではあるのだが、前節同様、統率された5バックを前に、なかなか決定機を作れない。 ロングボールをきっかけに相手の保持を許し、序盤からボックスに入られることも度々。そこから相手に「先に」CKを与えるなど、Jでもよく見られた構図となった。 そうしていると13分、そのCKから跳ね返しを再度入れられ失点。 相手の守りは後ろの横一列の5人と、前の5

2020 ACL GS MD5

ACLグループステージ第5節。前節でリーチとなっていたがよもやの敗戦。しかし状況はさほど変わらず、この試合でもドロー以上ならばGS突破となる。 オビはすっかりスタメンを掴んだようだ。目を引くのは高野のウイング起用。これまで途中交代でこのポジションに入ることはよくあり「見慣れた配置」ではあったが、スタートからというのは過去あったかどうか。 勝たなければ先が閉ざされる相手と、若干の余裕のあるうち。 この対戦、特に序盤どうなるのかは興味引かれるところだった。しかしキックオフし

2020 ACL GS MD6

ACLグループステージも最終節となった。前節の勝利でGS突破が確定し、残すは1位通過か2位か、といった部分。日本のJチームに早い段階で当たりたくないので笑、それなりに意味を持つ。 高丘にチャンスが与えられた。当然ターンオーバーのスタメンだが、和田の左SBが目を引く。 相手は既にGS突破の可能性が断たれていたが、この日非常に守備強度が高かった。うちは保持率こそ「いつものように」上がったが、そのため試合を通じてなかなか決定機を作るに至らなかったし、カウンター気味にチャンスを作

2020 ACL ROUND OF 16

ACLは決勝トーナメントに入り、頂点まで一発勝負が続く。この日、その初戦を迎えた。 先のGS最終節でうちはグループHの中で首位通過となったため、グループGの2位との対戦ということになった。 スタメンはターンオーバーにより暫し休息を与えられた面々。ウイングとしての機動性が光る高野がこのメンバーに入った。 キックオフ。 相手は 5-3-2 で守っている。3-2 がスライドしてサイドに追い込む。 WBとの協調でこの場合うちはたいてい前進できなくなるが、わずかな隙間を通し、

2020 J1 34th Sec “最終節”

失意のACLから間が空いた。 新型コロナウイルスの影響で日程が詰まってしまい、短期で駆け抜けたJ。ついにこの日、残っていた2020年のリーグ最終節を迎えた。 長らく出番のなかったGK梶川がスタメン。外国籍選手は既に母国へ帰っているため、日本人選手のラインアップとしてはベストと思われるものになっている。 キックオフ間もないロストからいきなりピンチ。これは撃ってくれたのでGK梶川がキャッチして助かった。 前プレが嵌らない。嵌るほどには走れていない。保持はうちに傾いているが