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FAINAL FANTASY X キャラクター星座予想〜アーロン編〜命を燃やし人生という物語を自分の力で書き換えた男〜

今回はメンバーラスト回になります。ラストを飾るのはアーロンです。

アーロンは個人的に一番好きなので、アーロンはちょっと濃いめに行きたいと思います。



アーロンは元エリート候補騎士だったのですが、騎士の団長からの縁談を断り騎士団の出世街道を外れることになります。

エボンの教えに反するアルベド族の女性と結婚し『落ちこぼれ召喚士』と言われていたブラスカ、ザナルカンドから来た謎の男ジェクト、元エリート騎士のアーロン、ならず者の3人が究極召喚を成功させる旅に出ます。

そんな3人が究極召喚を成功させたら痛快であり、自分たちの汚名も返上できると考えたのです。

アーロンは若い時、誰からどう見ても熱血的で自分にも相手にも厳しい男でした。忠誠心も強く、ブラスカに対しての言葉遣いがラフなジェクトによく怒鳴るというシーンもしょっちゅうありました。

作中だけのアーロンを見るとあまり想像できません。あまり感情を荒げないです。

アーロンの名前の由来は『アウロラ』という女神から来ています。アウロラはみなさんご存知のオーロラの由来です。『希望の光』『暁』『夜明け』『創造の光』という意味があります。作品をやっていて思うのが、アーロンが実が一番、無限の可能性を信じていたキャラクターではないかと、私個人は考えています。

そして、アーロンが一番信じていた無限の可能性はスピラをシンの呪縛から解放するための『光』であり、新時代の幕開け(夜明け)を意味していたのだと考えられます。

 この光はまさに夜空を漂うオーロラなのではないでしょうか?

暗い先が見えない夜空に漂う神秘的な光、この光り方ってアーロンが抱いていた希望を形にして表現したものではないかと考えると『アウロラ』がしっくりきます。

アーロンは太刀を使って力強い攻撃力を持ちます。そして必殺技は全て、ジェクトの残したスフィアをゲットすると随時追加されるシステムです。

アーロンの性格の特徴

・自分の意志が強い
・忠誠心
・内に熱い感情を秘めている
・多くを語らない優しさ
・友情を含む人情を大切にしている
・頼り甲斐がある
・リーダー性質が高い
・弱いところや格好悪いところを見せるのを嫌がる


です。

アーロンを象徴するもの

・ジェクトのスフィアを入手すると得られる必殺スキル
・死人
・友(ジェクト、ブラスカ)との約束
・真実を知っている

です。

アーロンの星座は『獅子座』なのではと考えています。



今回はデフォルトな獅子座っていうよりは少しコアなタイプの獅子座です。

獅子座の特徴はこちらです。

  ↓

獅子座の特徴

・王者気質
・堂々とした振る舞い
・クヨクヨしたところを見せない
・華がある
・周りがいることで存在感が光る
・我慢強い
・はっきりとした物言い
・頼られやすい
・親分肌
・大雑把なところがある
・人生を物語のように考える

です。今回は少しデフォルトから外れた獅子座の特徴を出しました。

アーロンの有名なセリフで、『これはお前の物語だ。』とティーダにザナルカンドで告げるシーンがあります。友(ジェクト)との約束でティーダを連れてくる約束をしたアーロンがティーダに告げるセリフです。

獅子座はエンターテイメントやクリエイトや演じるものに縁があります。
そして『物語』という表現はいかにも獅子座っぽい表現じゃないかと考えられます。

アーロンは究極召喚をしたところで、永遠のナギ節は来ないと知り、さらに友が犠牲になることに遺憾を覚えました。

このシンという存在が自分の生きたい人生を生きれない邪魔をするのなら、そして永遠にナギ節が約束されていないのだとしたら、自分の物語(人生)を奪うものだと考えたのだと考察しています。アーロンこの言葉から出る『物語』という言葉には深みがあります。それは死人になったから出る重みなのかもしれませんが、獅子座の持つ『説得力』と『創造の邪魔をするものを嫌う』アーロンの性質から出ているセリフだと考えて自然でしょう。

獅子座は『創造性』です。自分の物語の主人公は常に自分なのです。この考え方が非常に獅子座なのです。なので、アーロンの場合はかなり貫禄のついた獅子座と言えます。

よくFF10を進めていくと分かるのが、実はアーロンは皆のためという目的もありますが『自分の物語をやり直す(創造し直す)』ことから離れられなく、スピラに死しても尚居座ったのだと思います。

アーロンは無理なものには立ち向かいません。そこはとても慎重です。
はっきりとした物言いと獅子座の持つ堂々たる振る舞いの説得力がティーダたちを旅の中で何度も頷かせます。

アーロンの持つ獅子座的性質の親分肌があるからこそ頷けたのもあるでしょう。

さらには旅の最終的決定権を持つのは召喚士のユウナです。

ユウナを始め、ティーダも親からの愛情をまともに受けないまま育った17歳です。

この2人からしたらアーロンは父親であり、弱みや怒りをぶつけられる人でもあったでしょう。アーロンはどんなにティーダに叫ばれても何一つ顔を変えませんでした。

ここは獅子座の見せる堂々たる振る舞いと、ブレない『不動の火エレメント』の性質がよく出ています。

不動=頑固、ブレない
火=自らの情熱から生まれるスタイル

です。

自分の物語をやり直すという情熱と、ティーダたちに自分の物語を歩ませたいという思いがブレない獅子座的なアーロンが出たと思って良いでしょう。

若い時のアーロンはすぐにカッとなります。

そんな若い自分がユウナレスカに対して早とちりをし、返り討ちにあったという『結果』が出てしまいました。

若い時の血の気が多い自分をアーロン自身はすごく嫌っていました。

ユウナレスカに対して立ち向かう時の想念を見せられた時、アーロンは酷く荒ぶります。

自分が嫌いで悔やんだアーロン。

だからこそ出た言葉がファンの中でお馴染みの名台詞になっています。

悲しみを繰り返して自らの物語を歩めない世界への怒りから来る覚悟と決意。

『さあ どうする!今こそ決断する時だ!
死んで楽になるか 生きて悲しみと戦うか!
自分の心で感じたままに 物語を動かす時だ!』

ファンはこのセリフにすごく痺れたと思います。

執筆主も震えました。

自分で選んで、自分で物語を動かす。
誰かに決めつけらる人生なんてクソ喰らえ。

この言葉は『Going May  Way』な獅子座さんマインドだから出るものです。

アーロンは全ての戦いが終わった後の去り際もすごく堂々としています。

ユウナが全ての命を冥界に送る『異界送り』をしていると、アーロンも少しずつ姿が消えていきます。

一瞬ユウナは躊躇いますが、アーロンは続けることを促しました。

多くを語らない、背中で見せるその風格はアーロンがやっと自分の人生を創造し切った達成感で溢れていました。特にキマリへの肩を叩くシーンは、キマリに大きな自信を与えたと思います。獅子座は誰かに勇気を与えるエネルギーにも満ち溢れています。

獅子座的エネルギーを全て使い、スピラに希望と平和、仲間に自信を与え、アーロンは冥界へ上がっていきました。

そしてアーロンの獅子座物語は『永遠のナギ節』を迎えて完結を迎えました。

多くを語らないかっこよさ、自分の物語に、友に、命と執念を燃やした男。

これが私が思うアーロンです。

いや、『アーロンの獅子座物語』とさせていただきます。


以上でFF10記事は全て終了です。

最後は私が一番大好きなアーロンで締めさせていただきました。

FF10は蟹座の物語です。執筆している本日は『蟹座満月』です。
占い的にも、FF10のホロスコープ的にも最高の『完了』ができて私は満足です!
本当に長々とありがとうございました。

次のゲームはナムコから出たゲームキューブの神作RPG『バテンカイトス』をやっていきます。





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