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国会図書館デジタルコレクション・オンラインサービス(個人向け送信資料)を使ってみた

以前、同サービスの紹介記事を書いたのですが…

私も本登録して、資料を送信(実際にはデジタル閲覧)してもらいました。

同サービスには国会図書館の利用者本登録が必要です。
登録には、本人確認書類の画像(免許証やマイナンバーカードなど)を添付をしなければなりません。図書館から送られるメールに掲載のURLを開くと登録画面が出てくるので、メールを受送信するデバイスに予め画像を置いておくと良いです(スマホが便利です)。

私の場合、3日で登録が完了しました。
注意点は、登録完了メールに付いているURLからログインして「利用条件に合意」しないと、デジタルコレクションからのログインが出来ません。
(私は登録完了メールのプレビューだけを見てメール本体を開かずに、直接デジタルコレクションからログインして、何度もログインエラーを起こしロックがかかってしまいました…^_^;)

今回調べたいと思ったのは、稲荷前古墳群
現在、仕事が超繁忙期なので滞っておりますが、次回投稿予定の記事です。
同古墳群はwikiにも古墳の規模についての記載が少なく、特に滅失した1〜14号墳についてはあまり情報がありません。大きな図書館に行けば調べられるのでしょうが、古い図書や希少図書は禁帯出の可能性もあります。

国立国会図書館の個人向け送信資料で検索

では、早速検索してみましょう!

まずは、国会図書館デジタルコレクションのページでログインします。
(検索してからログインすると、検索内容が消えてトップ画面に遷移してしまいます)

検索ページで「☑︎インターネット公開」と「☑︎図書館・個人送信資料」にチェックを入れて検索すると、下の検索結果が出てきます。
黄色い四角で囲まれた「国立国会図書館/図書館・個人送信限定資料」が、今回新しく個人向けに配信される資料です。

「稲荷前古墳群」で検索すると、10件中9件が個人送信資料の対象なので、以前よりも資料が充実したことになります。

読みたい資料をクリックすると詳細な書誌の画面が表示され、右側に出てくる「個人向け送信」をクリックすると、通常のインターネット公開と同じように資料が見られます。

今は、9番目にある「横浜市域北部埋蔵文化財調査報告書」を読んでいます。稲荷前古墳群だけでなく、朝光寺原遺跡の調査内容も掲載されています。写真も含まれていて充実した文献です。
また、資料の5、7には、朝光寺原遺跡の記事でお話しした、考古学者たちの遺跡保存を訴える叫びも残されています。

今回検索してみて、学会誌や論文が多く含まれていたので、とても嬉しく思いました。しかし、資料がありすぎると、また記事を書くのに時間がかかりそう。

素人なんだから、割り切ってサラッと記事を書けばいいのだけれど、疑問や引っかかる事あると気になって仕方がない。こればかりは性分なのでどうしようもない。

ホントに自分が面倒臭い。


オタク気質の長文を最後まで読んでいただきありがとうございます。 またお越しいただけたら幸いです。