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古街道を往く

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とりあえず、「〇〇時代の箱根駅伝シリーズ」置き場。武蔵國を通る古街道の名残りを歩いてみたいです。
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で、鶴見川遺跡紀行は今どうなってるん?

2021年6月より連載を続けている鶴見川遺跡紀行。 2022年12月の上流編記事を最後に更新が止まっております。いよいよ、これから源流域に入るというところで、一体どうしたのか? 「主はもう遺跡散策に飽きてしまったのでは?」 「新たな推し活を始めたんじゃね?」 などど、思われる向きもあるかもしれません。 (蛇足ですが…うちのPCが古いせいか、「おしかつ」と入力すると「お死活」と変換されます) いえいえ、そんなことはありません。 我が心には、鶴見川沿いの遺跡への熱い思いが溢

大昔の箱根駅伝、どのルートで山を登るか?

2022年の正月に箱根駅伝を見て、衝動的に書いた記事 この記事の末尾には次のような記述が… あれから約2年、何の音沙汰もない。このままバックレるつもりなのか? …と、お思いのみなさん! Don't worry!I‘m climbimg (Hakone)! (安心してください!登っています!) 当初は、日本橋や武蔵国府から箱根を越えて駿河国へ向かうルートを、時代毎にトレースする壮大な計画を構想していました。 しかし、サラリーマンにそんな時間の余裕は無い!これはリタ

大昔に箱根駅伝があったら、どのルートで箱根を登ったか?

なぜ人は箱根の山を登りたがる?地図オタクの私、箱根駅伝を観戦しながら地図を眺めてニタニタするのが正月の恒例行事。 こちらは駅伝のコース図。左上の標高グラフを見ると、5区の最高地点は874m!しかも5区の縦軸は他区間の1/9に縮小されています。 そこで、地理院地図で全コースの断面図を作って見てみると… うわぁ!箱根の山がまるで壁(最高勾配67‰)。 2区権太坂(30‰)や8区の遊行寺の坂(60‰)は選手にとってキツいとは思いますが、その高低差を考えると5区の山登りには敵い