秋のお散歩 秋の陽に心くすぐられて
『秋』ですね。
夏至にはお空の真上から私の腕を照らし、こんがりきつね色に焼いていたおひさまの光。
徐々に徐々に函館山の頂上と黄道(太陽の通り道)が近づいてきていて、秋晴れの時は常に西日を浴びているような気分。
そう、だから。なにか心にしみわたる。
そして無性になにかに対して恋しくなる。
夏 それ自体が恋しいのか
夏の思い出が恋しいのか
冬の寒さの中でぬくぬくすることが恋しくなるのか
はたまた誰か、なのか
わからない。
けれども、なにか自分の心がゆらゆら動いて自分の心の声に耳を傾けたくなるきせつ。そんな感覚がある。
函館山の幸坂(さかえざか)終盤付近にある民家のゴミステーション
このごみステーションは少々傾きすぎてしまったみたいだけれども、これくらいの意欲をもって自分が『自分』の声に耳を傾けている。
で、すみえはどうしたいの。と
私の心を少々俯瞰して私の頭が考えている・語りかけている感覚。
さっきから感覚...感覚ゆうてるわたし。この感覚はどうにもこうにも忘れたくないから言葉にしてみるけれどもうまく言い表せない。
ま、そんなもんだろう 言葉にしなくてもよい。
兎にも角にも、「そんな哀愁深くなる時期が到来して...とてもとても喜ばしい」と筆を走らせている。と言いたいところだが…キーボードを打ち込んでいる。
声を聞く。
自分の声を聞きたくなる季節ということは前述したとおり。
其れと対に、「自分以外の人の声を聞く」ということについて語り始めます。
それは理解の営みの連続であるなと最近感じる。ただ音声として聞くというより、そのひとつひとつの言葉の背景にある人それぞれ持ち合わせている情景・感情を想像しながら耳を傾ける。その情景・感情を理解してゆく営みということ。
だから何があるという訳でなく、そういう営み。
その営みを繰り返していけば...理解の器は少しずつ大きくなり、愛のある人になれるのだろうか。
それでも時たま理解できないことが”現象”として自分の目の前に現れる。
理解できないことには本当にすぐに拒絶反応がでる。「嫌だ。なぜそうなる。無理。だめだ。逃げたい。」それは紛れもない事実であって、自分が自分を守るために生れる感情であるとも思う。
そこで、いったん深呼吸して。理解に努めることが愛なのか。
そもそも愛と理解は相対することではない気がしてきた。
愛と理解
昨日たまたま見た福祉系のドキュメンタリーの中で出てきた 愛よりも理解が大切 という言葉が印象的だった。
愛とは...
親兄弟のいつくしみあう心
人間や生物への思いやり
男女間の愛情
大切にすること・かわいがること
”出典:広辞苑”
理解とは...
物事の道理を悟り知ること。また意味をのみこむこと。
気持ちや立場をわかること。
”種店:広辞苑”
愛するためには”理解”が必要(?)
理解するためには”愛”が必要(?)
愛と理解は相対することではない気がしてきた。と述べたはずなのに相対していた...。
感じること、それは”愛”はすべての源なのではないかな。ということ
そうであるから相対したくないのかもしれない。
(急に大きなことを言いだしてますね。)
愛でる めでる
愛しむ おしむ
愛 まな
愛し かなしい
愛しい いとしい
愛い うい
そして愛蘭...アイルランド(笑)
※幸坂を上り函館山の頂上を左腕側に据えて立った時に見える景色↑
アイルランドに行ってビールを飲みたいですね。
冗談はさておき、ね。
そうそう、
自分を愛すること。
それが一番身近だけれどもむずかしいことだとわたしは思うんです。
このきのこちゃんみたいににょきっと ”自愛” が植生すればわかりやすいのですが。そう簡単にはいかず、時々どこかに忘れてしまうこともあるし、雨雲のような厄介な感情に覆い包まれてしまうこともあるし、自分のいる環境にそれが押しつぶされてぺったんこになってしまうこともあるかもしれない。まあ、生きていればそんなもんか、とも打ち込んでいて思う。
自分を愛する条件って何だろう
私なりに考えてみた。考えるためにいつものノートに書いて考えようとしたが、案外私の仮説はすぐ思い浮かんだ。
『五感 すべてが心地よい状態であること』
と書き留め、そしてここに文字を打ち込んだ。
みる・食べる・きく・嗅ぐ・触れる。
あ、これらの五感につけ合わせで『言葉』という手段が欲しいな。
ということで自分を愛する条件は
五感が心地よい環境に身を置くこと、またそれに準じた言葉を使うこと。
それらが充足していたら存分に自分を愛せるかな。
なんて考えていたら、とっくの間に日が暮れてしまいました。
函館山山頂からの朝焼け...
日が暮れたと言って、朝焼けの写真を添付しました。
ぐるぐるした、私の思考...きっと読みづらいと思いますが読んでいただきありがとうございます。。お散歩した時の写真と私の語りでした。とさ
ちゃんちゃん
ーーー終ーーー
それでは今晩もよい夜を
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