見出し画像

紫のバラ 〜ナイチンゲール〜

ネイルサロンで、爪に彩りが戻った
その足で向かった先は、お花屋さん。
今日はどんな出会いが待っているでしょうか。

ガラスケースの右手側をご覧になっている
先客がいらっしゃったので
私は左手側を拝見します。
黄色のスプレー薔薇も、春らしくていいかもと
視線を向けたものの
先方からは、洟もひっかけられません。
先客が移動されたので
左手側に回った瞬間…
目が合った、まちがいなく❣️
種類も名前もプライスカードも
何も確認しないまま
「どれにされますか?」と
尋ねられる声にかぶせるように

「これ‼️
紫の薔薇ですよねっ」
紫の薔薇、本当に存在したんだ…
速水真澄のように
「あるだけ全部」と言いたいところですが
目が合った1輪をお迎えしました。

紫の薔薇といえば
美内すずえ先生の『ガラスの仮面』
《紫のバラのひと》。
中1のとき、前の席に座った級友が
熱心に勧めてくれた『ガラスの仮面』を
書店に行って、最初に買ったのが24巻。
なぜに24巻?
13歳の私は何を思っていたのでしょうか。

それから月日が流れて
ヒロイン北島マヤより年下だった私は
すくすくと成長して、年を重ねて
姫川歌子か月影千草に
近い年になってしまいました。

それなのに《紅天女》は今も
幻の作品のままでございます😱

📝つむぎの ひとこと ふたこと✒️
天涯孤独の少女に、
支援の手が差し伸べられる設定といえば、
『足長おじさん』と『キャンディ・キャンディ』
が思い浮かぶ。
このニ作品のラストシーンが
酷似していると気付いたのは、
いつだったか。

ジャービー坊ちゃんが足長おじさんだったのは
記憶に残っている。
が、
アルバートさんがウィリアム大おじさまで、
丘の上の王子さまも?だったっけ?
確かめるために、心当たりをあたってみようか。