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つむぎの文箱から

今月ご紹介するのは

ペリカン万年筆の
M200 クラシック コニャック
ブラウンのスケルトン軸で
字幅はF(ずっとMだと思い込んでいた😅)

初めての外国産の万年筆であり
筆記具に1万円以上を支払うという
これまた初めての経験をした
思い出の万年筆 である

万年筆を使うようにはなったものの
それは決して日常的に ではなく
手紙を書くときのみに使用する
限定的な使い方しかできていなかった

それでも何とか使い続けられそう
と思えるようになったので
思い切って
【ちょっと 高い 万年筆】を
買ってみよう‼️と 決心した

とはいえ、何を選べばいいのやら
さっぱりわからない
買ったものの、使えなくて
宝の持ち腐れにするのも、癪だ

万年筆コーナーにいらしたスタッフさんに
正直に状況を伝えて、
オススメされた コニャックをお迎えした

多分12,000円くらいではなかったかと記憶している
筆記具に1万円以上 も 支払う⁉️
そんなん ありえんし

今だから白状するが
なんでこんな地味な色の軸なん?
シブすぎん?
これに1万円以上払う?
と心の中でツッコミまくり

更に当時の私にとっては
書いてると字がつぶれる
M(中字)としか思えない太さ
慣れない吸入式で、インクが思ったように
入ってくれないしで
使用頻度は年1回あるかなきか だった

インク友からのお裾分け 多山文具の タイム フォー ウィスキー

毎年この季節になると使いたくなるインク
多山文具のタイム フォー ウィスキー
昨年までは、パイロットの木軸の万年筆に入れて使っていた
ところが今年 ふと
お酒の名前がついたインクだし
飲ませる万年筆もお酒で揃えたら?と思い付いた

改めて書いてみると
あんなに太く感じていたペン先が
インク色を楽しむにはピッタリ、
何なら思ってたよりも細かった程

地味な軸だし 使いにくいしなんて
敬遠してて ごめんよと
万年筆に謝ったワタクシである🙏

《つむぎの文箱から》はFMくらしき おまかせラジオ内で、毎月第3火曜日14:30ごろから放送中


📝つむぎの ひとこと ふたこと🖋
軸色は地味だし、書いた文字はつぶれるし、
インクをうまく吸入できないし、普段使いするには畏れ多いと
ほぼ使ってなかったコニャック。
改めて使ってみると、細字とはいえインクの濃淡が楽しめ、
吸入量を調節すれば色を変える頻度もコントロールできると、
スタメンに昇格した。
一万円超の万年筆を恐れ慄き使っていた頃が懐しい。
取扱いは丁寧に、でもカクノ並に
ヘビーローテーション中である。

ペリカンM200クラシック コニャック ✖️ 多山文具 タイム フォー ウィスキー