祖母のお葬式に行ってきました
毎日占いをおやすみしている間に、祖母の葬儀に参列してきました。
数え年で99歳。白寿です。立派!!
祖母の肉体があるうちは悲しくて悲しくて仕方なかったです。
祖母は大変ふくよかな人だったのですが、かなり小さくなっていました。
指もほっそりとして、でも、とても美しかった。
ピンクベージュのセットアップがよく似合っていて、これから祖父に会いにいくためにお洒落している感じがして、可愛らしかったです。
遺影は祖母が70歳頃の写真。
祖父が亡くなったのがそのくらいの歳だったので、並べたら可愛らしい夫婦に見えるようにと叔母が選びました。
ふっくらしてて可愛らしい遺影でした。
棺には祖母への愛を綴ったメッセージカードを入れました。
何を書こうか悩んだのですが、私が今伝えられることは愛してるという言葉だけでした。
甥っ子(祖母にとって唯一の曾孫)にも書いてもらったのですが、喜んでくれているかな?
出棺が一番辛かったです。
私は祖母なら朽ち果てるまで見届けても構わないのですが、でも、そういうわけにはいかないですからね。
お骨を見たら、悲しさより思い出が次々と蘇ってきました。
祖母宅に行くと、いつも座っていた椅子がありました。
今でもはっきりと目に焼き付いているくらい、祖母はいつもそこにいました。
私は結婚して地元を離れてしまったので、祖母の寝たきりの姿をほとんど見ていません。
だから余計にその姿が思い出されるのでしょう。
私はいつも迷惑ばかりかけていたと思いますが、祖母に怒られたことはありません。
かと言って、甘やかされ続けていた訳でもありません。
祖母の一言一言はとても優しくもあり、厳しくもありました。
母も怒られたことはないそうです。
うちのおばあはそのくらい穏やかな人でした。
祖母のまわりは居心地のいい空気が漂っていて、だから私は、何かがあったわけではないのに、すぐおばあに会いに行ってました。
あんなに会いに行ってたのに、まだ会い足りない気持ちでいっぱいです。
そういえば、お骨を少しわけてもらって、3つキーホルダーを作りました。
祖母の娘たち(三姉妹)に渡したかったので。
おばあなら絶対に守ってくれますから。
祖母との最後の会話は電話でした。
私の結婚報告の電話です。
もう耳も遠くなっていたので、話せたのは奇跡的でした。
「幸せにおなりね」
そう言ってくれました。
40歳でやっと結婚した初孫の私。
ずっと心配かけてしまっていたのだと思います。
おばあよ、私は今でも夫と仲良く、幸せに暮らしてますよ。
今までずっと見守ってくれてありがとう。
今後はどうぞ天国でおじいと末永く仲良くしてください。
ずっとずっと愛してる。
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