転んだあと

みんなと同じなんてつまらない
私という好き嫌いとこだわり
ずっとそんな私だった
歳を重ねてもそうありたいと思っていた

心境の変化と自信のなさ

みんなと違うことがさみしい
自分だけみんなと違うことを恐れている

私はみんなとは違うからだめなんだ

私には素敵なあれやこれがないからだめなんだ

私には自信がないからだめなんだ

もしかしたらみんな同じなのかな?
みんなと違うことが怖いから同じになろうと必死なのかな

いつからか自分の人生からはぐれてしまった

みんなのように人生を楽しめていない

みんなにはあって私にはないものだらけ

諦めることばかりを選んで過ぎた時間

辛さの中にいればみんなと競争して負けなくてすむという楽

自分の人生であるかのように誰かのために費やして誤魔化してきた時間

もうやめた

どれだけみんなと違っていても、泣きたくなるほど心細くても、うつむいて家に帰り鏡に向かって広角を上げることはできる。

みんなが持っているものはなにもない

みんなができることもろくにできない

それでも他の誰でもない私

私に、よくがんばってきたね、本当にえらかったねと言ってあげられる私。
私は知ってるよ
よくがんばってきたね、私。







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