なげきっぱなしの人生も笑いっぱなしの人生も、いつかは必ず終わる、か・・。死にすら公平さを微塵も感じない。なぐさめもない。

止まるか進むか、とにかく終わるまで その繰り返しだ。いつどこで誰の元へ落とされるのか、訳を明かされる事もなく突然肉体が鼓動する。

得られる者、得られぬ者。何不自由なく恵まれる者、何一つ恵まれない者。考えては立ち止まる者、考えず進める者。

私は考えずには進めない。そのせいか常に何者かに強く厳しく揺さぶられ、飛び出せ、走れ、精一杯戦えと、命を下されている。そんな落ち着かない生き方をしている。

いつからか自分が生きていないと感じる時がある。泣きながら生の喜びを切望しているのだ。今この瞬間も。

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