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「リーダーはやり方よりもあり方」

----人生のレシピ----
偉人は自分一人のためではなく、
多くの人々のために、
この世に生を受けたのである。
       ルドルフ・ディーゼル


------メッセージ--------
偉人の名言を都度、発信していますが、

偉人の名言の文章に
「偉人」という言葉があるのは
珍しいです。
発見した時はちょっと感動でした。

このルドルフ・ディーゼルさんは
名前の通り、

ディーゼルエンジンを
発明した人です。

当時は費用が高く、装置も大きく、
しかも燃費は悪い蒸気エンジンが
主流でした。

彼は農民や職人たちが地元で
生産できる原料から地域で
製造できる燃料を使って
無駄なく出力する機関として
ディーゼルエンジンを開発した
そうです。

「生活者のために」
そして、「地産地消」という
考えをあの時代にやっていた
というのですから驚きです。

偉人と呼ばれる人たちに
共通することは、

やはり、
世のため、人のために
尽力した人たちですね。

「利他の精神」です。

利他の精神を持った偉人こそが
真のリーダーです。

リーダーシップという
言葉がありますが、

本当のリーダーシップには、
「サーバント」という言葉が
付くのです。

「サーバント・リーダーシップ」
です。

「リーダーである人は、
まず相手に奉仕し、
その後、相手を導くものである」
というリーダーシップ哲学です。

「サーバント」という言葉は
「奉仕者」を意味します。

リーダーは奉仕者であり、
偉人は世のため、人のために
奉仕する人なのです。

これはリーダーシップを
学ぶ上で最も大切な考えで、

リーダーになるために、
「やり方」を学ぶ人が
ほとんどで、
「あり方」を学び、
身に付けていく人が
少ないのです。

「世のため、人のため」
という生き方、あり方を
提唱した映画に、

黒澤明監督の作品、
「生きる」があります。

1952年の作品なので、
知らない方も多いかと思いますが、

無気力、無感動な人生を送ってきた
定年間際の地方公務員の男が、
自分の余命があとわずかだと
知ってから、

今まで市民のために何もやって
こなかったことを反省し、
市民のために公園を作るという
物語です。

前回書きましたが、
これが天命を知り、
天命に向かうということですね。

私たちが生まれて来た目的は
二つだと言われています。

一つは誰かの幸せのために。

もう一つは魂を磨くために。

まさに天命ですね。

そして、人は皆、
偉人として生まれてきている
ということですね。

まずは、あなたの目の前の人に
奉仕しましょう。

奉仕することで
魂を磨きましょう。

そして、天命に向かい、

偉人の道を歩みましょう。

情熱を持って。

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