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【スマート東京について色々考察】

昨今の市場環境で少し忘れられていたけど、久しぶりにこっち関係を記事に。

東京都では、基幹都市部での再開発が随分と前から進んでいる。渋谷駅などはもう何年も工事中だ。そして、他の主要駅部でもビルの老朽化もあり、新しい駅ビルもまた建つ。どうした、脱東京。

すべての都民が幸せを実感できるとし・スマート東京の実現に向けて

令和2年2月 東京都知事

しかも、この”スマート東京”という言葉。聞いたことある人は少ないのではないだろうか。”スマートシティ”とか、”ムーンショット”などの言葉は比較的、世に出てきているのだが、”スマート東京”は聞かなかった。

たまたま見かけたニュース記事で、少し気になったので調べてみた。私の解釈はこうだ。

東京は、今転換点にきている。気候変動・人口構造・国際競争・テクノロジーの4つ。平成の30年間でそれまでの産業からI Tなどの分野での経済が成長。世界で見てもインターネット利用者が増え、超情報化社会になったが、世界からの日本を見るとその経済波に乗り切れておらず、『あれ、日本ってこんなもんなんだっけ』と思ってしまう。その中で、東京をデジタルでより住みやすくするための巨大な構想全体を指す。


掻い摘むと、東京中のデジタル(情報)をビックデータ・AIで生活に関連する分野(防災、教育、産業など)に幅広く活用し、都民の生活の質を上げ上げにしましょう!ということなのだが、567による社会生活の変化にすらスピーディに適合ができなかったので、賛否両論はあるが、これも数年以上かかるかだろう。何より、ITリテラシーがそもそも低いのだ、日本は。

10年前まで、”スマホ”ですら知らなかった民族である。SNSも批判的な意見が多かったが、今はどうだろう。Z世代と呼ばれる、ある意味なんでも揃っている世代と、その親世代(団塊ジュニア)との歴史的背景の差は否めない。しかし、デジタル化の波が止まらないので、今では誰でも簡単に情報を手にすることができるようになった。

『Alexa、今日の天気は?』などの時代である。

ちょっと前まで、朝のTVで天気を調べたり、新聞で気温などを確認していたのに、今はスマホ一つで事足りるではないか。これをもっと広義にしてみよう。

気象データがあるとする。地域・過去の事例・気温・雲の流れ・など。これらとGPS、スマホでの口コミ等の情報を集約し、先の情報・つまり、天気予測ができるようになっている。例えば、これにより、暑くなるよ!寒くなるよ!雨がすごいよ!雪がやばいよやばいよ!などで、計画的に運休や工事などの計画が立てれる。また、防災の観点にも役立てられるだろう。◉年に一度の〇〇はよく聞くが、それも踏まえてデータを活用した”未然に防ぐ”ことに役立つ。

水道や電気・ガスなどのライフラインデータがあるとする。
使用量や、時間帯などは既にデータがあるはずで、無駄なエネルギーの放出を抑止または備蓄し、災害時に使えるようにしたり、官民が一つとなり、コントロールができるようにすれば、無駄な資源を使うことも減るかもしれない。

テレワークや時差出勤、業務のAI化などは徐々に進んでいるが、やはりまだまだ”人”が”人”として触れ合ったり、感じあったりすることは、特に社会全体を中核を担う30代から60代にかけては、教育が追いついていない分、時間がかかっている。だから『スマート東京』と言われても、ピンとこないのだ。

既に先行しているエリアもある。

①西新宿
②南大沢
③都心部
④ベイエリア
⑤島しょ地域

実は進んでいる。5Gのエリアも3月度末までにエリアも広がるし、来年度以降さらに拡大。ローカル5Gも進んでる。公共
サービスもデジタルが進んでいる。なのに567ワクチケは封書で届くなど、なんとこの国は無駄が多いのか、驚く。

次回は、この辺りをもう少し掘り下げてみたと思う。

ちなみに、令和4年度はスマート東京3年目である。

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