【スマート東京について色々考察】
昨今の市場環境で少し忘れられていたけど、久しぶりにこっち関係を記事に。
東京都では、基幹都市部での再開発が随分と前から進んでいる。渋谷駅などはもう何年も工事中だ。そして、他の主要駅部でもビルの老朽化もあり、新しい駅ビルもまた建つ。どうした、脱東京。
しかも、この”スマート東京”という言葉。聞いたことある人は少ないのではないだろうか。”スマートシティ”とか、”ムーンショット”などの言葉は比較的、世に出てきているのだが、”スマート東京”は聞かなかった。
たまたま見かけたニュース記事で、少し気になったので調べてみた。私の解釈はこうだ。
掻い摘むと、東京中のデジタル(情報)をビックデータ・AIで生活に関連する分野(防災、教育、産業など)に幅広く活用し、都民の生活の質を上げ上げにしましょう!ということなのだが、567による社会生活の変化にすらスピーディに適合ができなかったので、賛否両論はあるが、これも数年以上かかるかだろう。何より、ITリテラシーがそもそも低いのだ、日本は。
10年前まで、”スマホ”ですら知らなかった民族である。SNSも批判的な意見が多かったが、今はどうだろう。Z世代と呼ばれる、ある意味なんでも揃っている世代と、その親世代(団塊ジュニア)との歴史的背景の差は否めない。しかし、デジタル化の波が止まらないので、今では誰でも簡単に情報を手にすることができるようになった。
『Alexa、今日の天気は?』などの時代である。
ちょっと前まで、朝のTVで天気を調べたり、新聞で気温などを確認していたのに、今はスマホ一つで事足りるではないか。これをもっと広義にしてみよう。
気象データがあるとする。地域・過去の事例・気温・雲の流れ・など。これらとGPS、スマホでの口コミ等の情報を集約し、先の情報・つまり、天気予測ができるようになっている。例えば、これにより、暑くなるよ!寒くなるよ!雨がすごいよ!雪がやばいよやばいよ!などで、計画的に運休や工事などの計画が立てれる。また、防災の観点にも役立てられるだろう。◉年に一度の〇〇はよく聞くが、それも踏まえてデータを活用した”未然に防ぐ”ことに役立つ。
水道や電気・ガスなどのライフラインデータがあるとする。
使用量や、時間帯などは既にデータがあるはずで、無駄なエネルギーの放出を抑止または備蓄し、災害時に使えるようにしたり、官民が一つとなり、コントロールができるようにすれば、無駄な資源を使うことも減るかもしれない。
テレワークや時差出勤、業務のAI化などは徐々に進んでいるが、やはりまだまだ”人”が”人”として触れ合ったり、感じあったりすることは、特に社会全体を中核を担う30代から60代にかけては、教育が追いついていない分、時間がかかっている。だから『スマート東京』と言われても、ピンとこないのだ。
既に先行しているエリアもある。
①西新宿
②南大沢
③都心部
④ベイエリア
⑤島しょ地域
実は進んでいる。5Gのエリアも3月度末までにエリアも広がるし、来年度以降さらに拡大。ローカル5Gも進んでる。公共
サービスもデジタルが進んでいる。なのに567ワクチケは封書で届くなど、なんとこの国は無駄が多いのか、驚く。
次回は、この辺りをもう少し掘り下げてみたと思う。
ちなみに、令和4年度はスマート東京3年目である。
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