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2023/5/7



4月はバタバタとしていたのだなあとしみじみ思う。自分の気持ちを振り返ることすら忘れてた。

異動があって、ガラッと環境も変わり、
ついていくのに精一杯。
月末のGW前、熱はないのに声が出ない咳が止まらないで、大変だった。
自分のお世話もできないことを、子どもと接していて痛感する。


 何事も、じんわりじんわりと変化があって、
それに気づいているような気づいていないような。
春の訪れは好きだけど、何食わぬ顔でからだをジワジワと蝕んでくるような感じは何歳になっても苦手。理由もなく、つらい。理由があったとしても、考えたくなくなるほどの陽気にまずやられる。

 星野源さんのフィルム
「電気じゃ闇はうつせないよ」っていう詞がすごく好き。卒論を書く時にずっとずっと聴いてた。やっぱり、冬が好き。

 「生きがい」という言葉を研究で主に用いている人がいて、それを聞いた別の人が「そんな贅沢な言葉」と言ったことを、よく思い出す。今は、生きていることにそもそも理由も値打ちもないという考えを抱きにくいのかな。

私はいつも、何事にも、気付くのが遅くて
自分自身のそれが苦手でもあるんだけど…
何かを失う、手放すことへの恐怖に対して、すぐに忘れるという癖を知らない間につけてしまっている。
記憶は簡単に改造できてしまうなら
私の優しさは脆くて軽いものなんだと
悲しい気持ちになってしまった。


くるりのだいじなことっていう曲が
頭から離れないのはそういうことなんだな。



 


 







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