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相変わらずWindowsは使いにくい

プライベートでMacを使うようになって10年くらい経った。初めて外資系に転職した時に、一念発起してMacをプライベートのPC用に買ったんだよね。2013年だったと思うのだけど、確かMacbook AirのMid 2013だったと記憶している。しばらく使った後、妻に引き継がれ、一時期子供が使い、最終的にはメルカリで新しい持ち主に引き取られていった。

その後、仕事でMacを使うことが多かったので、プライベートではWindowsを持ちながら、M1 Macminiを使ったり、今はM2搭載Macbook Airをメインマシンとして使っている。

Macに慣れたら、Windowsを使おうって気にならないのよね。

そんなMacマンセーの僕だが、仕事ではどうしてもWindowsを使わないといけないシーンが出てくる。副業でもそうだし、今勤めている会社で貸与されているPCはまさにWindows。

まあ10年前はWindowsをメインマシンとして使ってたし、今もWindowsは使ったりしてるので、僕としてはWindowsであろうとMacであろうとそんなに困らない。ただMacの方が気が利いてるし、使いやすいからそっちがいい、ってだけで。

ただ、最近はこのWindowsの使いにくさにホンマに辟易してる。

諸事情から、会社のPCのセキュリティ強化施策として、OneDriveを用いたクライアントPCのデータのバックアップとSharepoint Onlineの活用を推進することになった。これがめんどくさい。

Windowsの何がめんどくさいって、Windowsにログインする際にMSアカウントを作らせるようになったところ。ローカルアカウントでも使えるのだけど、普段そんなことを調べてない人は、普通にMSアカウントを作るよね。そのままセットアップを進めると、OneDriveにバックアップを取ることを勧められる。これも、普通の人は何も考えずにOKしちゃうよね。

これがホンマに厄介で。仕事で使う際に、M365の法人向けプランを導入している会社は多いと思う。この法人向けプランのアカウントでWindowsにログインできない、ってのがマジで厄介。なんでこんな仕様にしたんだか。マジイミフ。

このイミフな仕様のおかげで、ビジネスユーザーはWindowsにログインするための個人用のMSアカウントとビジネス用のM365アカウントの2つを使い分けなあかんようになってる。

WindowsのProfessional Editionを使って、Azure Active Directory(AAD)を設定すれば管理者でユーザアカウントを制御できるし、より簡単になるんだけど、数十人しかいない小さな会社でそこまでやらんよ。規模が小さい会社だったら、Windows Home Editionを使うって。

さらにそれで困るのが、個人のOneDriveに同期されてしまっている、という点。個人の無償版のOneDriveって、5GBしかないんだぜ?それでどうやってバックアップを取れと。で、企業で契約しているM365のOneDriveの方にバックアップを切り替えようとするのだけど、これがまた面倒で。2つのOneDriveが表示されたりするのよね。これがユーザの混乱を招く。

囲い込みたいのは分かるんだけど、こんなにユーザに不親切な仕組みを導入して平然としてるとか、頭おかしいと思う。OneDrive切り替えると、マイドキュメントとかデスクトップとかのファイルが全部ローカルから消えるし(実際にはOneDriveには残ってんだけど)。

MSは、この仕様というか運用というか、を改善した方がいい。ユーザアンフレンドリーすぎる。

ちなみに、僕の中でのベストプラクティス。小さい会社でM365を契約している会社は、全部こうした方がスッキリするよ。

  • Windowsへのログインはローカルアカウント(初期セットアップ時にローカルアカウントでのログインで設定しちゃう)

  • ログイン後にM365を使ってOffice、Teams、OneDrive辺りを設定。

もうこれだけやってれば、管理はめっさ楽になるし、ユーザ側の混乱もほぼ起きないと思う。

Windowsはローカルアカウントでのログインが正義

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