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音に紡いでもらえた死


6月が無かった、突然9月になり、目が覚めたらまた突然12月です。

消費できる基準値で稼いだ金で、奮発してかわいいサンダルを買ったのにそれを履くこともなかった夏でした。

6月の重なる3つの死でミスiD2022に参加でき、それがわたしを音楽に紡いでくれました。

生きてるうちに何回死ねば本当に死ぬんでしょうかね。毎回「あぁ、そうだよね」と絶望を実感する作業を何回繰り返せば人は死ぬんでしょうか。わたしの弱点はここだから、誰にも触れられない嘘がまた強くなった。

やばい警察来た!ママの愛を強請った子供をなだめた!加害者になった!でも死ねなかった!ヤバい!どうしよう!ミスiDってやつ今日までなんだ!それでは!と、ポチっと長文PR打って応募したのは、生きのばしでした。

血縁のなかで1番歌が下手くそだったし、手拍子は周りとの間になるリズム音痴で、5年間習っていたピアノだってクリアした楽譜にご褒美シールを貼ってもらえるから続けられただけだった。

そんなわたしが音を作らせてもらい、そして、ミスiD2022 セミファイナリストに残してもらうことができました。

今回が最後の審査です。
12/17〜1/16までが最後の審査で、それに残るとファイナリストとなり、審査員の方々から賞をいただくことができます。

よく聞かれるのですが、ミスiDのファイナリストに残って何か確実な道が開けるという訳ではありません。

今までファイナリストに残れた方たちは何かの才や芸術や持続が審査員の目に特に留まったから、今後の活動にその意味があったんだと思います。その逆も言えるのだと思います。


先日リリースした「Juni fist mil」についで、現在はミニアルバムを作成中です。
MVを作るのも好きなので全て作りたい予定で、構想を練っています。

音楽を作成したいのは、自分が助かりたいからです。言語に壁がありすぎて、脳みその伝達がうまくできなく生きてきたわたしの噛み砕き人生のなかに見つけた、快感だからです。

だって、物心ついた時には言論統制されていた。家、パパの会社、学校、部活、友達、いや相手一人ひとり、それぞれで許される立ち位置を慎重に考えなくてはいけなかった。


いつも思うのだけれど、誰とも同じ土台に立てている気がしないし、てかそんなわけないし、そしてそれは私の中で確実性を持っているから、誰かに評価され認められることによって救われたりしません。
嬉しいことはあっても、救われたりしません。

わたしはわたしから赦して楽にしてもらいたいだけなのです。
音楽を作らせてもらって完成した時に褒められている気がするのは、自分をしかるべき場所に放つことができたからです。


だから、誰かを救いたいとか、助けてあげたいなんて毛頭思っていません。
わたしはわたしが救うことで、勝手に連鎖して起こった何かで、勝手に誰かが助かることしか本物ではないと思っているから、それをずっと巡らせたいだけの業です。

救いを最大限に体現している人間をわたしは知っているから、自分がその場所に踏み入れることさえないと自覚しています。


だれかの目に留まり、ファイナリストになり、わたしたちの音楽がわたしを赦し、それが勝手に誰かに連鎖してくれることで、また自分が助かりたいのです。


でもやっぱり、この世の誰か1人でも救われていないのなら、わたしも救われたりできないシステムなので、勝手に起こるからこそのやさしい連鎖にたくさん出会えますようにと思っています。

その方法が今は音楽なので、ミスiDの選考も頑張りたいけれど、なんせスケジュールを組むのがクソ下手くそなので、CHEERSやポコチャをどれだけできるかわかりません。頑張るという言葉がない脳みそなので、衝動と好きでしか動けません。

でも優先順位は音楽作成として、他もやれるだけやってみるので最後まで応援というか、見ててくれたら嬉しいです。

歌詞を作ってどう歌うか考えて実験することと、MVを編集すること!これが1番楽しい!!!!!好きなこと見つけられて嬉しい!!!!


でも、この世の全員が絶望に偏らず毎日を生きることは不可能だから、結局なんなんだろうとも思います。

本当は、全てを許していないから全てを手放しています。そうでないと、何もかもの歴史に釘が刺さっていて気持ち悪くて気持ち悪くて生きられなく、でも好きなものひとつ正直に言ってはいけないみたいなグロい生き物を、自分を、何回も殺して生還してしまうんだろうな。


肉体的に死ぬまで、暴力より拓けた方法を多く手に持ち、すべてを見ることができますように。


セミファイナリストになるまでCHEERSで応援してくれたり、音楽を聞いてくれたり、感想をくれたり、関わってくれた人たち全員とやさしい距離感連鎖の関係でありますように。

そして、わたしに音楽を作らせてくれたフェリちゃん、本当にありがとうございます。音源作成とMIXをしてくれるフェリちゃんがいないと、わたしは音楽を作ることが出来ず、おうたのままでした。
その才能の活動にわたしを加えてくれたことが、どれだけ凄いことで有難いことか何度も浸ってしまいます。


フェリちゃんとのミニアルバム、楽しみだな!わたしが1番、絶対1番楽しみにしてるのだ!もう何曲か形になってきているのだ!

1/16までのミスiD、最後まで与えてもらったチャンスを無駄にしないように、というか音楽作りたいから、アニメとか小説とか映画とか見る時間をできるだけ削らず、スケジュール組むの下手なまま、なんとかします!

ちなみに、小さい頃の夢は小説家でしたが、歌詞を見てもらえたらわかるとおり、物語を練るのが下手でしかもロマンがなく、現実にある、または史実にある暴力のほうが複数の意味で堪らなかったので、中学生の時には諦めました。
(人生で3作くらい書いたことはある)

でも、40代〜60代向けの男性に向けた、恋愛テクニックの連載コラムを怪しい人にお願いされて、報酬よかったから書いてた。恋愛なんてしたことないわたしが。
でも好きな作品、だいたい男性キャラクターに感情移入するので、おそらく精神的フラットな視点からクソみたいな記事書けてたんで、人生のなかで唯一良いことしたなと思っています。

なにこのnote。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

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