〈ポエジーの館〉やっぱり!!この人”面白い物好き”だったんだ
野口さんとまる子が友達になる回のシーンです。
私はこのシーンを子供の頃読んで、自分は野口さんだと思いました。自分も他人から見たら野口さんみたいに見えているんだろうなーと思ってました。
この二人が友達になるこの場面は、初めて読んだ時以来ずっと私の、友達を作るときの指針となっていて、誰かと友達になるということは相手が進んで表現しない部分にも気づくこと、通じ合うところを見つけて他人に対して開いていくことなのだと。「それを自分もやっていこう」と思った気がする。
そしてなんでまる子みたいにやっていこうと思ったかというと、最初に戻るけどやっぱり自分が野口さんみたいな存在だと思っていたから。
うまく表現できなくても周囲となかなか分かり合えなくても、自分が面白いと思うものを好きでいれば、いつかまる子みたいに『あれ?この人面白いもの好きなのかな?』と気づいてくれる人が現れるのかもしれない。そしたら嬉しいので、だったら自分もそれを他人に対してやっていこうと思ったからです。
我ながらなんて立派な考え方なんだ。。。十歳くらいの子どもだったのに偉いなあ。今はそんな丁寧に友達作りしてないけど、今も友達出来ると嬉しいです。
「ちびまる子ちゃん」わざわざ買って読み返してしまいました。
13巻の表紙の袖?の部分にさくらももこの言葉が書いてあって
とありました。そうなんだ~
同じ13巻に入ってる、まる子たちと野口さんが浅草に行く話も好きです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?