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少女まんが館で読んだ漫画の感想

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東京都あきる野市にある少女まんが館で読んだ漫画の感想を、記憶を頼りに書いていきます。
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「オルフェウスの窓」5巻 池田理代子

🌷「オルフェウスの窓」5巻 池田理代子書誌情報:池田理代子「オルフェウスの窓」5巻(1976、マーガレットコミックス、集英社) ↑に単行本の刊行年を書いていたつもりでしたが、そういえば確認してくるの忘れた…4巻から前の分も間違ってるかもしれません。 イザークとカタリーナの会話(というかカタリーナがイザークに求婚した場面)を読んでて思ったんですが、この、セリフが吹き出しに入ってなくて、口を閉じたキャラの絵にモノローグみたいにセリフがついている描き方って池田理代子作品でよく見

「世界でいちばん大嫌い」1巻~13巻 日高万里

🌷「世界でいちばん大嫌い」1巻~13巻 日高万里少女まんが館で久しぶりに一気読みしてきたのでその全巻分のざっくりとした感想。繰り返し読んできた漫画なので、懐かしさで悶絶!とかは無く、そういえばこんな話だったな~という感じでした。 「せかきら」は少女まんが館の中では新しめの漫画です。 「せかきら」を女ま館に寄贈した人はいつ頃「せかきら」を読んだのだろう?と気になって1巻の奥付の日付をみると、1998.3.25の第1刷でした。もしかして連載リアタイ世代で、コミックスを同時進行で

「花とゆめ」1998年4号(2月5日発売)

🌷「花とゆめ」1998年4号(2月5日発売)少女まんが館で「花とゆめ」本誌を一冊読んできました。 1998年は、私が「花ゆめ」を読み始めるより全然前だったみたいで、聞いたことあるけど読んだことないな~って作品がたくさん載ってました。 掲載作すべてではないけど、気になったものだけ感想書きます。 🌷ネタバレあります🌷 「世界でいちばん大嫌い」連載第7回 日高万里 巻頭カラー30P、カラーは表紙見開きとおまけ漫画1P。 7話でこんなに話進んでたっけ?と思ったのは覚えてるけど、

「妖子」池田理代子

🌷「妖子」池田理代子書誌情報:池田理代子「愛蔵版 池田理代子中篇集Ⅰ」(1989、中央公論社) 収録作品:「おにいさまへ…」「妖子」 「おにいさまへ…」読む時間なかった😭 「妖子」を自分史上最速で読んだ。 ピンポイント過ぎる感想を書きますが、ネタバレもします。 🌷ネタバレあります🌷 「妖子」 ちょっと長めの話が6つで全六章。1979年~1983年の漫画。 「妖子」は「あやこ」と読みます。 ちなみに、帰り際に女ま館のオーナーさんにその日読んだ漫画をお伝えした時「池田理

「十三夜荘奇談」吉田秋生

2023年6月に少女まんが館へ行ったときに読んだ漫画の感想! 🌷「十三夜荘奇談」吉田秋生書誌情報:吉田秋生「十三夜荘奇談」(1983、プチフラワービッグコミックス、小学館) 収録作品:「夏の終わりに…」「風の歌うたい」「十三夜荘奇談」「金の糸 銀の風」「きつねのよめいり」「ざしきわらし」「アカプルコ・ゴールド」 これは初めて知った。小学館文庫で「きつねのよめいり」っていう作品集があるのは子供の頃本屋さんで見て知ってたけど、、こういうテイストの話だったのかーーーーと驚いた👀

「夢みる頃をすぎても」吉田秋生

2023年6月に少女まんが館へ行ったときに読んだ漫画の感想! 🌷「夢みる頃をすぎても」吉田秋生書誌情報:吉田秋生「夢みる頃をすぎても」(1983、プチフラワービッグコミックス、小学館) 収録作品:「楽園のこちらがわ」「楽園のまん中で」「はるかな天使たちの群れ パート1」「はるかな天使たちの群れ パート2」「夢みる頃をすぎても」 中学生くらいのころ、「夢みる頃をすぎても」の小学館文庫を買おうかどうしようか本屋さんで何度も迷ってたな~~こういう話だったんだ… なんかでも小学館

「女ともだち」2巻 一条ゆかり

2023年6月に少女まんが館へ行って読んだ漫画の感想です! 🌷「女ともだち」2巻 一条ゆかり書誌情報:一条ゆかり「女ともだち」2巻(1992、りぼんマスコットコミックス、集英社) 2巻、昨年読んだつもりだったんですけど、読んでませんでした… ↑いい場面だなーと思ってメモした菜乃(なの)のモノローグですが、、何でみじめな気持ちになってたんだっけ。。 この巻は菜乃が晴臣のことを好きだと自覚する巻だったので、晴臣のことでもやもやしてるシーンが多かった気がします。 ていうか、

「オルフェウスの窓」4巻 池田理代子

2023年6月に少女まんが館へ行ったときに読んだ漫画の感想! 🌷「オルフェウスの窓」4巻 池田理代子書誌情報:池田理代子「オルフェウスの窓」4巻(1976、マーガレットコミックス、集英社) 磯川警部みたいな人出てきた… ユリウスが殺めた医師の行方を調べているらしいです。 ユリウスって、姉たちの対応をして相続対策もしなきゃいけないし、警部に追われるし、学校では男らしく振舞わなきゃいけないし、想い人はロシア革命に関わってるし(ネタバレ)、忙しいな。。 音楽学校の生徒なのに、

少女まんが館で読んだ漫画ベスト8(2021〜2022年)

少女まんが館で2021年から今年にかけて読んだ漫画の記事は20本になりました。👏 少女まんが館さんありがとう! この20本の内容を振り返り、とくに思い出に残る作品ベスト8を考えました〜🎉 ちなみに記事は単行本単位であげてますが、以下のベスト8は作品単位です。 1位から! 第1位 水野英子「青燈幻想」 この世界の設定と人の死に方がとてもよかったので、家事をしてる時とかにもたびたび思い返す作品。 第2位 山岸凉子「ある夜に」 人生観が、、、すこし変わった、、 でもすこし

「エロイカより愛をこめて」1巻 青池保子

しばらくは2021年〜2022年にかけて少女まんが館を訪問した際に読んだ漫画の感想を書いていきます。 2022年6月に少女まんが館へ行ったときに読んだ漫画の感想! 🌷「エロイカより愛をこめて」1巻 青池保子自分もついに「エロイカ」を読む日が来た… 書誌情報:青池保子「エロイカより愛をこめて」1巻(1978、プリンセス・コミックス、秋田書店) 収録作品:NO.1、NO.2、NO.3 実は2巻の感想の冒頭で1巻の感想をちょっとだけ書いたのですが、別でちゃんと記事をたてようと

「わたしの人形は良い人形」山岸凉子

しばらくは2021年〜2022年にかけて少女まんが館を訪問した際に読んだ漫画の感想を書いていきます。 2022年6月に少女まんが館へ行ったときに読んだ漫画の感想! 🌷「わたしの人形は良い人形」書誌情報:控えていない… けど調べたらあすかコミックス(1987、角川書店)だったようだ 収録作品:「わたしの人形は良い人形」、「黄泉比良坂」、「星の素白き花束の」 ついに読めた!(興奮) でもごめんなさい、読み直しできなかったので、、、記憶だけで書きます…!みのがしてくれよ!(っ

「グリーングラス序曲」長岡良子

しばらくは2021年〜2022年にかけて少女まんが館を訪問した際に読んだ漫画の感想を書いていきます。 2021年6月に初めて少女まんが館へ行ったときに読んだ漫画の感想! 🌷「グリーングラス序曲」長岡良子書誌情報:長岡良子「グリーングラス序曲」(1987、ボニータコミックス、秋田書店) 収録作品:「春待月」、「さくら変奏曲」、「すれちがいのカノン」、「グリーングラス序曲」 お嬢様っぽいな〜と思って選んだ一冊。 「春待月」 浪人生の貢(みつぐ)くんがご近所で出会った美女に

「となりの住人」岩館真理子

しばらくは2021年〜2022年にかけて少女まんが館を訪問した際に読んだ漫画の感想を書いていきます。 2021年6月に初めて少女まんが館へ行ったときに読んだ漫画の感想! 🌷 「となりの住人」岩館真理子書誌情報:岩館真理子「となりの住人」(1980、マーガレットコミックス、集英社) 収録作品:「となりの住人」、「さたでい・ぱあく」、「約束」、「メモランダム」 絵がかわいい。。。 岩館真理子は子どもの頃に読んだ「キララのキ」1巻のおかげでなんかもうすごいサイコパス漫画(語弊が

「オルフェウスの窓」2巻 池田理代子

しばらくは2021年〜2022年にかけて少女まんが館を訪問した際に読んだ漫画の感想を書いていきます。 2022年4月に少女まんが館へ行ったときに読んだ漫画の感想! 🌷「オルフェウスの窓」2巻 池田理代子書誌情報:控えてないのですが文庫版ではなくコミックスで読んだと思います(集英社、マーガレットコミックス) なんと、母をかばうためとはいえ、ユリウスが人を殺めてしまいます…! どうなっちゃうのーー(´;ω;`) 殺したと思ったら死んでなかった!というオチだったら嬉しいのです