「ファラン」を見た感想
これは前に見た「ファラン」の感想である。
どうでも良い話、ファランで検索するとこの映画の他に韓国のドラマがヒットする。
すまない、韓国ドラマは「トッケビ」しか見たことないんだ。ごめぴ。
韓国映画はクズがマジのクズだしゴア描写も丁寧だから好きだなぁと僕はおもう。
今のとこ僕のベスト韓国映画は「悪魔を見た」なんだけども、まだまだ僕は映画ど素人なので、みんなのおすすめを教えてほしい。
あらすじ
血と暴力で汚れた過去から逃げるように流れ着いたタイで、知り合った恋人と幸せな日々を送っている主人公サム。
しかし、恋人の夢を叶える為に再び闇の世界に踏み入れてしまう……
感想
おもってたんと違った……(初見)
予告編をみて「シャドー・オブ・ナイト」や「ヘッド・ショット」のティモ・ジャヤント監督作品を彷彿とさせるアクションとゴア描写をプッシュしていたが、本編は会話パートが多く、アクションが少なかったので、ティモ監督のような血を血で洗うようなアクションを期待してみたら肩透かしを喰らうかもしれない。(実際、僕がそうだった)
序盤は、偶然にも死んだ彼女と同じように首に致命傷を追って事切れた女を見て動揺したり、師匠みたいな人に相談したりと、どこか振り切れてない様子。
中盤も会話が多く、アクションを出し惜しみする。とても焦ったい。
後半は吹っ切れ、敵陣で血濡れの大立ち回りをかます主人公。しかし、盛り上がってきたぜ!ってところで急にしゅんと尻窄みになってしまってなんか残念だった。アクションは良いんだけども構成が悪いのかな?とか勝手に思ったり(作った事とかないので、完全な素人意見です)
ドラマパートはありきたりっちゃありきたりだけども、僕は嫌いじゃなかった。
血と暴力にまみれた過去を精算する為の地獄めぐりの末、たどり着く決着のシーンがもう虚しさがマックス。厳しいって、しんどいって。
この作品はゴアゴア血まみれアクションではなく、ウェットな復讐劇なんだと途中から切り替えた僕は普通に楽しめたんだけども、アクションもドラマも中途半端な映画、と評価されても仕方ないような気がする。
もし、興味が湧いたら血と暴力の果てにある
主人公のこれから見届けて欲しい。
あとがき
少しだけ話に出ていた「シャドー・オブ・ナイト」を撮った監督であるティモ・ジャヤントが「Mr.ノーバディ2」の監督に就任された。
前作の監督イリヤ・ナイシュラーはバンド活動もしてるので、そちらが忙しいんだろうかと勝手に思っている。
バンドの楽曲も映像作品も好きなので新作が楽しみだ。
下記に彼がやっているバンドbiting elbowsのPVを貼っておく。
「Mr.ノーバディ」はPG-12だったがティモ・ジャヤントが就任したことによって、一気にR18に跳ね上がるかもしれないと勝手に期待してニヤニヤ。
お恥ずかしながらまだ未視聴の「ビック4」を見ながら、情報を楽しみに待っていようと思う。
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