見出し画像

テッセレアワールド:技術等(2)機械式ゴーレム:ほぼ日刊ファンタジーを創ろう

元々ゴーレムは存在したが、そのゴーレムをテッセレア現代の技術を利用して強化、改良等を施し、工業的に量産を可能としたものが機械式ゴーレムである。

動力機関として、蒸気機関や龍臓機関、核動機関などで活動する。

通常のゴーレムは術式や精霊を魔力核や肉体となる物質に刻んだり、宿して、自律させる。

それに対して機械式ゴーレムの場合は魔力核の発展型、匣核(四方器核とも呼称)に術式、または精霊等を宿して自律させる。この匣核は魔法金属と魔石を組み合わせて製造され、劣化しにくい。長年稼働することで術式や精霊が自ら学習、発達し、成長する。その記録抜き出すことでより良い匣核を造ることができる。

ゴーレムは核の魔力や術者の魔力供給で稼働するのが一般的だが、機械式ゴーレムは匣核の魔力のみで動く訳ではない。前期の通り、他の動力機関により活動する。動力機関の種類が核動機関の場合は、匣核が動力機関の一部として機能する。原理はほぼ龍臓機関と変わらないが別で動力機関を積まなくて良いのでその分他の機能や部品を追加できる。


機械式ゴーレムは、部品や武装の換装などで土地に適したものに組み替えたり、または、大型化や物資の輸送などを行うために構造物を組み込むことも可能。タッツェルベルムなどでは砲を搭載した多脚機械式ゴーレムや鎧を模したものなど、または獣車のように乗員室を設けたのなどを生産、一般にも高価だが売り払ったりしている。

また、機械式にしたことで、工房や工業に一躍買っている。特定のものに匣核を搭載したり、工房の機械すべてを一箇所で管理するのには、小型の匣核を連結させる。または大型の匣核を使って工房内の作業を行う機械をすべて動かすということもできる。特定の種族しか行えない作業や危険な作業、または特定の製品の大量生産も可能になりつつある。

主な生産国は、タッツェルベルムや帝国、桜華皇国などである。レオニセンテは国外輸出はしてないが性能の高いものを生産してる。

カバー画像イラスト
テラシュールウエア様 https://booth.pm/ja/items/4330486
利用しています

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?