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テッセレアワールド:タッツェルベルム(5)クリーガルツ:ほぼ日刊ファンタジーを創ろう

タッツェルベルムに元々住んでいた多種族が寄り集まった集落。特に、厳しい環境で鍛えられた戦士たちなどクリーガルツと呼んでいた。
タッツェルベルム建国以前から山地に生き、竜の森やダンジョン、山地の魔物相手に生存権を争い、平地の戦争というものに傭兵と参戦し、平地の武勲立て、山地で取れないものを持ち帰ってきた。
クリーガルツの一人前の戦士とみなされるのは、強力な魔物、竜種を1人以上、最高5人で仕留めた者とされている。特に1人で成し遂げたものは称賛される。それがドレイクなどであれば尚を喜ばれ、それ以上のものとなる他の集落からも祝いが贈られるほどである。
頭蓋潰しのゴルベク
流れ者カズエ
千刃のモリウ
長のリーネット
と名が上がるクリーガルツは1人で強力竜種や魔物打倒しものたちであり、今も生きる伝説として語られているような人物もいる。
ちなみに初代大公はこの土地で暴れ狂った竜種を1人で討伐した者として、最大の栄誉を今も歌われている。
そのような魔物や竜種を相手に戦うので、平地の戦には兵器として投入されるようなもので、大金や求める物を渡して、傭兵として雇われていた。その名残は今もあり、タッツェルベルムと国になった後も傭兵稼業は止めることはなかった。寧ろ時代によってはタッツェルベルムの外貨獲得として積極的な時代もあり、現代も傭兵や相手国の兵士の強化などで雇われている。

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テラシュールウエア様 https://booth.pm/ja/items/4330486
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