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ファンタジー)テッセレアワールド:タッツェルベルム(3)竜の森

山地にあるタッツェルベルム、魔物も強力なものが多く多数の竜種が棲んでいる。その中の生息地の一つに、竜の森というわかりやすい名前の場所がある。

名前の通り大小多数多種の竜種が住み、獣や鳥、希少な植物が繁茂して、希少な鉱石が露出してることもある。小型の獣や鳥はそこまで危険なものはいないが、草食の獣であっても、攻撃的な場合がある。それを仕留める肉食獣の魔物はより強力なのは言うまでもない。そして、前記の通り様々な竜種がいるわけである。

それら強力な生物が闊歩するわけだが、それらを昔からこの山地で暮らしてきた人々は利用し、狩りを行い暮らしてきたわけである。特に山の民・クリーガルツと呼ばれる者たちは、竜の森や山地の鉱石など手に入るものを利用して、武器や防具、生活必需品など様々なものを作り、戦士は平地の戦に傭兵として、または商人として平地では貴重品とされるものを売り、金を稼いでくる生活があった。

それらを知っていて、この地に建国前、まだ冒険者として旅をしていた頃の初代大公が立ち入り、彼らから習って狩り、竜種や獣を手懐けた。その生活の中で竜のタッツェルベルムと出会ったとされている。

現在もクリーガルツら含め元々暮らしてきた人々や冒険者が立ち入り、狩りや採集、採掘、ときに家畜として利用するために捕獲などを行っている。

タッツェルベルム公国としては国軍で利用される軍用基本機乗生物四種、ワイバーン種、ラプトル種、ガストル種、ドラゴリッド種をここで捕獲し、調教、飼育した個体が多数いる。

と現在まで狩りや採集などが竜の森で行われてきたのだが、土地が痩せることはなくそれどころか拡大してるのではと言われている。もっと言えば、上空から飛空船などで確認する限りでは、範囲は広がってないと言われている。また、よっぽど危険な飛竜種などがこの森から飛び出してきた事例は数える程度である。

だが、飛竜種が竜の森の上空を飛ぶのを森の中で目撃したと言うものがいる。

そういった話から実は竜の森はダンジョンの一種ではないかと言われている。

カバー画像等イラスト
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