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テッセレアワールド:倉金(2)白桜島:ほぼ日刊ファンタジーを創ろう

倉金のある島の名であり、白桜(はくおう)島と呼ばれている。最も外周にあり、面積の大きな他の島は、北の黒桜(こくおう)島、東の青桜(せいおう)島、南の赤桜(せきおう)島と呼ばれている。白桜島は西に位置している。

白桜島や、その周辺の島々は起伏のある地形をしている。その代わりに鉱石や結晶などの鉱床が数多くあり、桜華群島の金属や魔石の供給地となっている。鉱石や魔石などの採掘する道具が必要となれば自ずと金属の生産、加工技術も高くなり、様々な合金や特殊な金属の生産し利用している。生産、利用、加工されたものは国内外に金属工芸や刀剣などとして輸出を行う。それを資金にして、工業として発展を始めれば西洋の技術、タッツェルベルムとの縁を元に最新の機械技術等を利用したものが倉金、白桜島で活用されるようになり、実際に倉金や白炭で機械自体の開発もされていく。

結晶や魔石もこの地で採掘されるものは純度が高く、この地で産出されるものは高値で取引されているわけだが、白桜島、倉金でも一次加工がほとんどで、より加工技術の高い黒桜島にそれら結晶や魔石は送られることが多い。黒桜島は結晶や魔石を元に道具や加工品を作りで桜華皇国で一番とされている。

逆に農地はそこまで豊かとは言えない。山に段を築いて農地としたり、平地を住む場所と取り合うように畑が作られる状態である。生産物は根菜類とソバが主流であり、米や麦などは他の地域から買う形である。
海は豊かなものであるが海魔の類が多くまた、大型魚類が凶暴であり漁の種類が銛で打ち倒さねばならないものが多い。それらも白桜島や倉金で造られた銛を使う。

カバー画像等イラスト
背景専門店みにくる様 https://booth.pm/ja/items/3820714
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