金がないなら生活費を圧縮しろ

お前は税金支払いの紙が来ても「ウワッ忘れてた…口座の残高たりるかな」とか言って一緒に入っている書類の中身をたいして注意もせず流し読みして捨てていたことだろう。戦場では不注意なものから死んでいく。税金に限らず金銭関係の書類に書いてある情報を甘く見るな。重要な情報がゴールドラッシュに沸くアメリカ西部開拓地のように眠っている。今日は生活費を圧縮する方法について書く。金がないと嘆く暇があるのなら行動して手元に残る金を増やせ。


前納による優遇 国民年金や民間の保険は一定期間の保険料をあらかじめ納めておくと割引が発生する。ついでに次の支払いが発生するまで定期預金を組んでおけばその期間分の利子がついてさらに得になる。「年金なんてどうせ俺たちもらえないから払ってねえよ」というやつもいるだろう。本題ではないし面倒なので払わなかったときのリスクを詳しくは書かないが、年金を払っていないと事故とかで重大な後遺症が残ったりしても、障碍者年金が下りなかったりする。払わないことを選ぶならそういうリスクは頭に入れておけ。

口座振替による割引 電気や水道料金とかは支払い用紙による振り込みではなく口座振替を申し込むと割引が発生する。割引料金は50円とかだが、両方合わせて月100円、年間で1200円だ。1200円あれば意外といろいろできる。500円ランチを食べてガリガリ君をつけるのを2回できるし、ネットカフェなら3時間くらいに滞在できる。削れるところを見逃す手はない。

クレジット払いによるポイント還元 クレジットカードを使って支払いをすると、おおよそ金額の1%くらいがポイントで還元されて支払いとかに使える。日常の支払いで使うのもいいだろうし、電気水道などの口座振替の割引金額よりもポイント還元額が大きかったらこちらで払うといいだろう。「クレジット持つの怖いからいらない…」だと?お前は使ってもいない道具に振り回されることを恐れる腰抜けか。怖いのは知らないからだ。まずは定期的に支払いが発生するものの支払い用に年会費がかからないものを1枚持って使ってみろ。使った時のメリットデメリットさえ理解すればクレジットカードは資本主義の荒野をこえていくのに頼れるパートナーになる可能性に気づくだろう。ただしリボ払いだけには気を付けろ。あれは計画性のない人間から限界を超えて金を搾り取るための仕組みに他ならない。最近は姑息な会社がミニマムペイメントなどと名前を変えて契約書類をよく読まない間抜けをひっかけたりもしている。

確定申告による控除 お前がどこかのボランティア団体に寄付をしたり、大けがをして長期間病院にかかったり、老後のために年金を積み立てたりしているならサラリーマンのお前でも確定申告すれば所得税が少なくなる可能性がある。確定申告についてここで詳しく説明するのは俺には不可能だ。自分で調べろ。

ふるさと納税 市町村の自治体に寄付をすることで税金の控除が受けられる制度。寄付した分の使い道を指定できたり返礼品がもらえたりする。ふるさととついているがべつにその地域出身じゃなくても寄付はできるし返礼品ももらえる。ただし手続きをしっかり踏まないと控除が受けられなくなったりする。よく調べて手続きしろ。

健康診断 会社や自治体が開催する健康診断を定期的に受けろ。短絡的なお前は金の話をしているテキストで何書いてんだと思っているだろう。だが健康診断で分かる数値の改善による病気の予防・早期発見・早期治療は時間と金の大幅な節約になる。特に肝臓の病気なんかは重症化するまで症状が出ない。長い人生を楽しく過ごしたいなら健康には気を使え。


今日ここまで書いたのは大体支払い書類に同封されていた書類にも書いてあることだ。今日はこれぐらいにしておくが、生活費圧縮の方法は調べればまだまだある。「そんなの学校で習ってなかった!なんで教えてくれないんだ!」とクソ甘え発言をするような奴はどうせ教えてもらってもこの先別のところで搾り取られるだろう。人に頼らず自分からハングリーに情報を収集して資本主義の荒野を生き抜け。

おわり

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