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社会人1年目の恥ずかしい思い出【音声と文章】有料マガジン限定

山田ゆり
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※試聴版。オリジナル版(06:34)は購入後に視聴可能。

おはようございます。
山田ゆりです。

こちらは、私の有料マガジン
「自分のための人生」をご購入下さった
あなただけに向けた6分35秒の音声です。

音声と文章、どちらでもお楽しみいただけます。

今回は、
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社会人1年目の恥ずかしい思い出
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ということをお伝えいたします。


これは私が高卒で入社した頃のお話です。
約40年前のことですから、
あなたはまだ生まれていないかも知れませんね。

入社して1か月位した頃にホテルで
『新入社員歓迎会』が催されました。

新入社員がひな壇に一人ずつあがり、
自分をアピールしなければいけないものでした。

歌の上手い人は歌を歌い、
特にこれと言った特技がない人は
これからの意気込みをスピーチしていました。

私がひそかに憧れていたA君は
ギターの弾き語りをしました。
顔はイマイチでしたが
普段の会話は機転がきいて面白くて、
私はひそかに彼に憧れていました。


それまでワイワイと騒がしかったのに
彼が松山千春さんの「旅立ち」を弾き始めたら
場内はシーンとなり、
皆さん、聴きいっていました。

今まで、誰にもアンコールは
出ていませんでしたが、
彼の演奏が終わったら
アンコール!アンコール!
の嵐でした。


そして、彼はアンコールにお応えして
長渕剛さんの「順子」を歌いました。

こちらも切ない雰囲気が伝わり
歌もギターも申し分ない。
彼の弾き語りを聴きながら
私の口の中からハートが飛び出しそうでした。



会場は興奮の渦に巻き込まれていました。
こんな状態で、次が私でした。


私は高校の時、
合唱団に所属していましたので、
コンサート用に白のロングドレスを持っていました。

私は裾が床までくる
白いシルクのドレスを着て
皆さんの前に登場しました。

肩にはふわりとした白い生地を縫い付け、
布の端を両手で持っていました。

髪はアップにした感じを出すために
黒の布で頭を包んでいます。


で、流れてきたのは
ジュディオングさんの「魅せられて」。

私は就職してから20歳頃までお化粧もせず、
リップクリームだけで仕事をしていました。

化粧っ気のない、地味な事務の女の子が
突然、けばけばしいお化粧をして
ロングドレスで現れたのです。

会場内は笑い?の渦でした。

でも本人はいたってまじめで
口パクしながら振り付けをして
ジュディオングさんになり切って歌っていました。

当時は、カラオケなんて
簡単に手に入る時代ではありませんでした。

普通のレコードを買い
それを会場で流していただきましたので、
私は小さい声で歌っていました。
だから私が歌っていると
勘違いしている人もいたようです。


「私の中でお眠りなさい」
で、目の前に手を伸ばし
持っていた布をパッと離すと、
会場から大歓声。


そして
Wind is blowing from the Aegean
のところで、両手を広げると
またまた大歓声。

間奏の時は布を持って両手を広げ
顔だけ片方を見ている。
するとまたまた会場がどっとなる。


私は恥ずかしくて早く終わってほしい
ただそう思っていました。



この新入社員歓迎会には
順位が付けられました。

そしてなんと私は
「最優秀新人賞」をいただきました。

あのギターの弾き語りのA君を差し置いて。
嬉しいよりも、申し訳なくて恥ずかしくて。

彼は悔しがるでもなく、
うんうんと頷きながら私に拍手を送っていました。


「ゆりちゃんは、面白いヤツ」と認識され、
その後、労働組合からもお声が掛かり
数年間、会計を担当させていただきました。

また、店休日に各売り場の人たちが
まとまってドライブするのですが
私にもお声がけして下さるようになりました。


あれから数年たっても、よく
「あの、ゆりちゃんの魅せられては
一番だよなー」って男性社員に言われ
そのたびに赤面していました。


遠い遠い思い出です。



今回は
============
社会人1年目の恥ずかしい思い出
============
ということをお伝えいたしました。

今回も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。

私のマガジン「自分のための人生」は
これからも不定期ではございますが
作品を追加して参ります。

次回は4月下旬の予定です。
どうぞご期待ください。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。

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