心の中でずっとお囃子(おはやし)が鳴っている【音声と文章】
山田ゆり
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※音声と文章、どちらでも楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は、
心の中でずっとお囃子(おはやし)が鳴っている
ということをお伝えいたします。
旧宅を断捨離中に
娘たちが昔使っていたお囃子(おはやし)の笛と楽譜が出てきた。
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2021/10/20211003_155358.jpg
夏になると大きな山車(だし)が夏の夜空を彩った。
沿道の両脇には観客がびっしり。
まだ明るい時間からビニールシートや
テープで歩道は場所取りされていた。
飲食のお店もたくさん出て
僅か一週間のお祭りは
夏が短い地方の大きなイベントだった。
私の住む地域でもそのお祭りに参加していた。
一人で引っ張る小さな山車
大勢が綱を持って運行する大きな山車
山車の上には人が乗っていて
沿道の電線にひっかからないように
長い棒で電線をあげる。
それぞれの町内の山車が夜の街を練り歩く。
山車を引っ張る人たちが大きな掛け声を出す。
その中で、笛や手振り鉦の集団が歩く。
笛は横笛。
フルートほど長くはなく
ピッコロよりは長い。
手振り鉦はてびらがねとも言うが
私たちはジャガジャガと言っていた。
お揃いの法被姿、
下は白の短パン
白の足袋
頭には白地に紺色の水玉模様のねじり鉢巻き。
そのきりりとした姿に見ている私たちも心が躍る。
娘たちはその笛部隊の一人だった。
笛、太鼓、手振り鉦、そして掛け声。
夏の夜空を練り歩く。
娘たちは保育園児の頃からお祭りに参加していた。
年中さんまでは綱を引っ張る人。
まだ歩けない子は乳母車に乗って
お母さんが乳母車を押していた。
来年小学校に上がる子達は
小太鼓をたたいていた。
肩から太鼓をさげて歩く姿は
本人は重たくて大変だが
親としては嬉しくてその姿を何度も写真に収める。
保育園を卒園したら
横笛の部隊になった。
夏祭りが近づくと
保育園の近くの空き地で
笛の練習が始まる。
だから、夏の夕方、お囃子の音を聞きながら
ああ、今年もまたお祭りの季節がやってくる
そう感じながら夕飯の支度をする。
お囃子は
勇ましい「行進」
歩みを止めてもお囃子は続く「休止」
本番が終わり、戻っていく時の「戻り」
の3つがある。
「戻り」を私たちは「もんどりこ」と言っている。
私は地元に60年以上住んでいるが
お囃子をやったことがない。
だから私は全く笛は吹けない。
子どもがいたことでお祭りに参加できるようになった。
子ども達が地域の行事に参加する機会を与えてくれた。
昨年・今年、
このコロナ禍でお祭りは中止になっている。
今年の夏もお囃子を聴くこともなく終わってしまった。
またいつの日か
お囃子を聴きたい。
その時は孫の姿を一生懸命、
写真に収めている自分がいるだろう。
今回は
心の中でずっとお囃子(おはやし)が鳴っている
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
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「読むとほっこりする」
「胸にじーんと来ました」
などの感想をいただいています。
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
大それたことはしなくてもよい
そこに向かう姿勢が大事
日々忘れない努力をする
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は、
心の中でずっとお囃子(おはやし)が鳴っている
ということをお伝えいたします。
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https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2021/10/20211003_155358.jpg
夏になると大きな山車(だし)が夏の夜空を彩った。
沿道の両脇には観客がびっしり。
まだ明るい時間からビニールシートや
テープで歩道は場所取りされていた。
飲食のお店もたくさん出て
僅か一週間のお祭りは
夏が短い地方の大きなイベントだった。
私の住む地域でもそのお祭りに参加していた。
一人で引っ張る小さな山車
大勢が綱を持って運行する大きな山車
山車の上には人が乗っていて
沿道の電線にひっかからないように
長い棒で電線をあげる。
それぞれの町内の山車が夜の街を練り歩く。
山車を引っ張る人たちが大きな掛け声を出す。
その中で、笛や手振り鉦の集団が歩く。
笛は横笛。
フルートほど長くはなく
ピッコロよりは長い。
手振り鉦はてびらがねとも言うが
私たちはジャガジャガと言っていた。
お揃いの法被姿、
下は白の短パン
白の足袋
頭には白地に紺色の水玉模様のねじり鉢巻き。
そのきりりとした姿に見ている私たちも心が躍る。
娘たちはその笛部隊の一人だった。
笛、太鼓、手振り鉦、そして掛け声。
夏の夜空を練り歩く。
娘たちは保育園児の頃からお祭りに参加していた。
年中さんまでは綱を引っ張る人。
まだ歩けない子は乳母車に乗って
お母さんが乳母車を押していた。
来年小学校に上がる子達は
小太鼓をたたいていた。
肩から太鼓をさげて歩く姿は
本人は重たくて大変だが
親としては嬉しくてその姿を何度も写真に収める。
保育園を卒園したら
横笛の部隊になった。
夏祭りが近づくと
保育園の近くの空き地で
笛の練習が始まる。
だから、夏の夕方、お囃子の音を聞きながら
ああ、今年もまたお祭りの季節がやってくる
そう感じながら夕飯の支度をする。
お囃子は
勇ましい「行進」
歩みを止めてもお囃子は続く「休止」
本番が終わり、戻っていく時の「戻り」
の3つがある。
「戻り」を私たちは「もんどりこ」と言っている。
私は地元に60年以上住んでいるが
お囃子をやったことがない。
だから私は全く笛は吹けない。
子どもがいたことでお祭りに参加できるようになった。
子ども達が地域の行事に参加する機会を与えてくれた。
昨年・今年、
このコロナ禍でお祭りは中止になっている。
今年の夏もお囃子を聴くこともなく終わってしまった。
またいつの日か
お囃子を聴きたい。
その時は孫の姿を一生懸命、
写真に収めている自分がいるだろう。
今回は
心の中でずっとお囃子(おはやし)が鳴っている
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
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