たかがガム一つ買えない私へ二女からの贈り物【音声と文章】
山田ゆり
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※音声と文章、どちらでも楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
たかがガム一つ買えない私へ二女からの贈り物
ということをお伝えいたします。
『荷物、送ったから。』
二女からラインがあった。
都会で働く二女は来月、
自宅へ戻ってくる。
一緒に生活するのは大学入学で
我が家を巣立って以来だからかなり久しぶりだ。
だから今、引っ越し荷物を
極力少なくするように二女は頑張っている。
そして、次の季節にも着られるものは
こちらに送る事になっている。
その荷物が届くのだと思っていた。
そして、二女から
「明日、届く荷物は私の部屋に置かないで
すぐに開けてね。」と電話が来た。
そして当日、荷物が届いた。
大きさに比べてやけに軽い。
伝票には「お菓子」と書いてある。
私はニヤリとした。
箱を開けるとピカチュウが見えた。
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2022/03/20220313_163132.jpg
ああこれは、長女が転げまわるくらい喜ぶものだ。
その写真を家族LINEに送ったら
やはりすぐに長女が反応した。
私は中のモノを全部テーブルの上に広げた。
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2022/03/20220313_163513.jpg
洋服は入っておらず
全部、食べ物だった。
お菓子と料理のお助け品だった。
袋ラーメンやパスタの味付けはありがたい。
インスタントのお味噌汁も入っている。
以前は当たり前に毎朝、お味噌汁を作っていて、
インスタントのお味噌汁を買う事はなかった。
しかし私は朝活をするようになってから時々、
お味噌汁を作る時間が無い時がある。
だからこれは本当にありがたい。
また、会社でお昼にお弁当を頂く時に
お味噌汁があると満腹感を味わえる。
さらに、残業中、腹ペコな時はとても助かる代物だ。
ピカチュウとかぼちゃの種の煎餅は
口が開いていた。
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2022/03/20220314_054433.jpg
自分も食べたかったようだ。
それぞれ、一個ずつ、減っていた。
そう言うところが二女らしい。
そして、ガムが3つ。
なぜガムなのか。
それは、私と二女だけが分かる話だ。
私は週一の買い物の時に、
自分用にガムを買うのにとても躊躇していると
二女に話したことがある。
たかが100円くらいのものなのに。
私は会社で眠気が襲ってきた時用に
ガムを会社の机の引き出しの中に忍ばせている。
だから私にとっては必需品なのだ。
しかし、自分の為にそのガムを買うのは
贅沢なのではないかと思い買えないことが多い。
たかが100円くらいなのに
自分の為に買うとなると躊躇してしまう自分がいる。
これは自分を大事にしていないことだと分かっている。
まずは自分が一番。
自分が満足して初めて周りの人を幸せにできる。
理屈では良く分かっているが
時々、「自分は我慢しよう」と思ってしまう。
つまり、一週間に一回、自分のために買うのは100円くらいのガム。
私はそれを買うかどうかと迷っている。
笑っちゃうでしょ？
そんな事を以前、二女に話したことがある。
「そんなの、気にしないで買えばいいよ。」
二女はそう言ってくれたが、しかし、なかなかできないのである。
だから、ガムが入っていたのだ。
しかも、一つではなく、
長女と三女の分も入れてくれたところが、さすが気配り上手な二女である。
「最近、お菓子、食べていないって言ってたから送ったんだ。」
二女はホワイトデーには関係なく送ってくれたようだった。
その気遣いが嬉しかった。
ありがとう。
今回は
たかがガム一つ買えない私へ二女からの贈り物
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆ kindle出版しました！ ◆◆
https://amzn.to/3exJcNx
【わたしだけじゃないんだ】
突然、アルツハイマー型認知症になった同居の実母を介護した、
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【自分のための人生】
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『読むとほっこりする』
『胸にじーんと来ました』
などの感想をいただいています。
.｡*ﾟ+.*.｡ ﾟ+..｡*ﾟ+
大それたことはしなくてもよい
そこに向かう姿勢が大事
日々忘れない努力をする
.｡*ﾟ+.*.｡ ﾟ+..｡*ﾟ+
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
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都会で働く二女は来月、
自宅へ戻ってくる。
一緒に生活するのは大学入学で
我が家を巣立って以来だからかなり久しぶりだ。
だから今、引っ越し荷物を
極力少なくするように二女は頑張っている。
そして、次の季節にも着られるものは
こちらに送る事になっている。
その荷物が届くのだと思っていた。
そして、二女から
「明日、届く荷物は私の部屋に置かないで
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お味噌汁を作る時間が無い時がある。
だからこれは本当にありがたい。
また、会社でお昼にお弁当を頂く時に
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それぞれ、一個ずつ、減っていた。
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そして、ガムが3つ。
なぜガムなのか。
それは、私と二女だけが分かる話だ。
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だから私にとっては必需品なのだ。
しかし、自分の為にそのガムを買うのは
贅沢なのではないかと思い買えないことが多い。
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自分の為に買うとなると躊躇してしまう自分がいる。
これは自分を大事にしていないことだと分かっている。
まずは自分が一番。
自分が満足して初めて周りの人を幸せにできる。
理屈では良く分かっているが
時々、「自分は我慢しよう」と思ってしまう。
つまり、一週間に一回、自分のために買うのは100円くらいのガム。
私はそれを買うかどうかと迷っている。
笑っちゃうでしょ？
そんな事を以前、二女に話したことがある。
「そんなの、気にしないで買えばいいよ。」
二女はそう言ってくれたが、しかし、なかなかできないのである。
だから、ガムが入っていたのだ。
しかも、一つではなく、
長女と三女の分も入れてくれたところが、さすが気配り上手な二女である。
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ありがとう。
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ありがとうございました。
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大それたことはしなくてもよい
そこに向かう姿勢が大事
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