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生と死の狭間で仕事をしている皆さまに感謝【音声と文章】

山田ゆり
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今回は5分52秒の音声で
生と死の狭間で仕事をしている皆さまに感謝
ということをお伝えいたします。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。



**文章はここからです***
私は愛されています。
大きな愛で包まれています。

失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。

私は落ち込むことがしょっちゅうです。
人をねたむ時もあります。
いつも意気地なしです。

でもそれが私。
私は私の全てを受容します。

夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。

3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。

ありがとう
あなた。




おはようございます。
山田ゆりです。


今回は、
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生と死の狭間で仕事をしている皆さまに感謝
=============
ということをお伝えいたします。

私が小学生の頃、我が家には
ラブラドールレトリバーに似た雑種がいた。
雑種だから、本物よりも毛がふさふさしていた。

現在は犬を家の中で飼うのが当たり前の時代だが
当時は、外で飼うのが当たり前だった。
犬小屋は勿論、大工仕事が好きな父の手作りだった。


私たち姉弟はふさふさのそのワンちゃんに「ムク」と名付けた。
でも母は「カメ」と呼んでいた。
この辺りで、当時、猫は「チャペ」、
犬は「カメ」と呼ぶのが当たり前だった。
ムクはおりこうさんで、
「ムク」と呼んでも「カメ」と呼んでも反応してくれた。


父が「お手」「お座り」「待て」などを教え、
おりこうさんのムクはすぐにそれらを覚えた。
父がこの家で一番偉い人だと
ムクは分かっていたから、父に対しムクは特に従順だった。


ムクとのお散歩は楽しかった。
ムクが小さい頃はちょこちょこ走るムクがかわいかった。


成犬になると、グイグイ引っ張られて
動物の成長の速さを実感していた。

我が家は道路から少し奥まったところにあるが、
お客様が我が家の敷地内に入るか入らないかくらいのところから
ムクはワンワン吠えてくれた。
番犬としても立派に役割を果たしてくれた。


ムクは毎朝、決まった時間になると、
散歩したいと吠えた。
私たちはお天気の日は楽しかったが
雨の日は散歩に行きたくなかった。

「今日は雨が降っているから行かないよー」って
ムクに言ってもムクは分かるはずがない。


ムクは散歩に行くまでずっと吠えていた。
いくら吠えても散歩に行かない私たちに呆れて
母が雨の中散歩してくれた。


その内、母がカメ(=ムク)と散歩することが多くなっていった。
そして母も忙しくて散歩ができない日は
首輪の繋いでいたところを外して
ムクを放し飼いにすることがあった。


ムクは十分に遊んだ後、帰ってきて
黙ってまた繋がれた。


そして、散歩に連れて行くのが面倒な時は
首輪から離すのが多くなっていった。


そしてある日ムクが亡くなった。
殺虫剤のような、
食べてはいけないものをどこかで食べたらしいと
両親は言っていた。


私たちは庭にムクを葬った。
めったな事では泣かない野球バカの弟がずっと泣いていた。


その時、もう、犬は飼わないと私は決めた。
生き物は可愛いだけでは済まされない。
人間の都合の良い時だけ可愛がって
面倒な時は放っておく、
きっと私の場合、そうなると思ったから。


どんな生き物でも、いつかは死を迎える。
それは仕方ない事だ。
でも人間の都合で死期を早めるような事はさせたくない。





**月日は流れ、あれから数十年**

「お母さん、私が小さい頃、
犬を飼いたいと言っても、絶対ダメって言ってたよね。
あの時はお母さんのケチって思っていたけれど、
反対してくれてありがとう。」


私が夕食を済ませた頃
仕事から帰宅した長女が私に言った。


長女は目に涙をいっぱい溜めていた。
私は娘を静かに抱きしめた。


うんうん、そうか、そうか。
今日もつらい事があったんだね。



娘は動物病院の受付をしている。
急患で運ばれた患者さんが、
帰りのお会計をする時は、箱に入って帰る、
そんなことが時々ある。
今日もそうだったとのこと。


私たち一般人は毎日「生」を感じながら生きている。
「死」は稀な事。特別な事。
「死」は誰かが代わりに関わってくれる事。



その「生」と「死」の狭間で
毎日仕事をしてくださる方がたくさんいる。
私たちの代わりに「死」と関わって下さっている。
私はそういう方々に感謝の念でいっぱいだ。



今回は
============
生と死の狭間で仕事をしている皆さまに感謝
============
ということをお伝えいたしました。



本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。



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