今回は、感情の変化で価値が変わる
ということをお伝えいたします。
4分39秒の音声です。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。

＊＊文章はここからです＊＊＊

おはようございます。山田ゆりです。
今回は、感情の変化で価値が変わる
ということをお伝えいたします。

いつも飲んでいるペットボトルの水。
何となく飲んでいる水。

でも、カンカン照りの日に
山道を歩いていた時にやっと見つけた自動販売機の水は
同じメーカー、同じ商品なのに
美味しさが違う。

ありがたみが違う。
もしも、1,000円だとしても安いと思う。

つまり、いつもの150円の水は
その時の状況によっては1,000円以上の価値になる。

水自体は同じ。
水を受け取る側の感情の変化で
水の価値が決まる。


真冬に水道管が凍結し、
水が出なくなった。

水道管にぬるま湯を掛けたり
ドライヤーをあてたりして
自力で何とかしようとしたが
一日かかっても結局、水は出てこない。

このままでは、水なしの夜を迎える。
明日は日曜日。

日曜日は専門業者が休みだから
水を使えない生活が続く。

自力で凍結を直すことは諦めた。
専門業者に電話し2時間後に来てくれた。

どんな作業をするのだろうか。
たくさんの工具を使って
結構な時間がかかるのだろうか。

もしも、今日、直らなかったらどうしよう。

そう思いながら業者さんの作業をチラ見した。

何やら棒のようなものを出し、
それを水道管にあてた。

なんと、あてた瞬間に水が出た。
一日掛けても出なかった水が
あっという間に出てきた。

ありがたかった。これでお風呂に入れる。
お米もとげる。料理も出来る。
洗濯も出来る。

水道管凍結解除の作業は
一瞬で終わったが、代金は数千円かかった。
時給ではなく「秒給」数千円。


作業としては、器具を水道管に一瞬触っただけ。
行ったことだけの代金だったら1,000円もしないだろう。


では、この作業に対する値段は
高いと思うのか。

一秒に数千円は普通だったら高すぎる。

でも、だからと言って、「1,000円にしてくれ」と
値切る人はおそらくいないだろう。

この作業のお陰で普段の生活に戻れた。
だからお客様は喜んでお金を払う。

その数秒の作業に価値があるからだ。


喉が渇いている時の水。
水道管凍結解除の作業代。

ちょっとしたものやサービスに対して
受け取る側の感情の変化が大きければ大きいほどそれは価値に繋がる。

つまり、価値は受け取る側が決める事。

自分の持っている商品やサービスに
価値があるかどうかは、相手が決める事。
自分が決める事ではない。

だから自分の持っているものに対して
「価値がない」と思う必要はない。
思っても無駄。

良くても悪くても
それを判断するのは相手。

だから、良いかどうかと躊躇しても仕方がない。

それを世に出して、良いかどうかを判断してもらい、
もしもダメだったらまた次の事を試してみる。

その繰り返しで、相手が何を求めているのかが分かってくる。


今回は、感情の変化で価値が変わる
ということをお伝えいたしました。

本日も最後までお聴きくださり
ありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。