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図書館に行く文化【音声と文章】

山田ゆり
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≪5分45秒で聴けます≫
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。

おはようございます。
山田ゆりです。



今回は、
【図書館に行く文化】
ということをお伝えいたします。
 

「えー!〇〇ちゃん?
大きくなったねぇ!」

長女は先日
久しぶりに行った図書館の受付の方にそう言われた。

夕食の時間、長女のその話を聞いて
あ、あの方だなと思った。

受付の方で一人だけ
目力が違う女性がいらっしゃる。
その方だけは、相手の顔を
しっかり目でとらえいつも微笑んで下さる。


私は若い頃から本を読むのが好きだった。
娘たちが生まれてからは
小さい子をおんぶして歩ける娘と手を繋いで
毎週日曜日に図書館に出かけていた。

その影響もあって、娘たちは本が好きだった。
娘たちは大きな絵本や紙芝居をたくさん選んだ。

貸し出しは一人5冊までと決まっているから、
夫、私、娘3人、合計5人の図書カードを作り、
一人5冊を超えた時は
夫の図書カードも使った。



三女もよちよち歩けるようになった頃は
三人の娘たちと一緒に図書館に出かけた。

(親に似て)可愛い三人の娘たちが
毎週図書館に出かけていた。

だから、ちょっとだけ
目立っていたのかもしれない。

そして、数人いらっしゃる受付の方の中で
いつも温かい目で見守ってくれていたその女性と
一言二言、会話をしていた。



その図書館は、
演奏会や映画上映などができる会場が
同じ建物の中にあった。


あなたは、初代 林家三平氏の奥様
海老名香葉子さん著
「うしろの正面だあれ」をご存じだろうか。


太平洋戦争中のご自身の体験を小説化したそれは
とても胸を打つ内容だった。

最初は平和な日々が繰り広げられた。
古き昔の良き時代が懐かしさを感じた。

しかし、戦争が激化するようになり
最後、辺り一面、焼け野原になる辺りは
涙なしではいられない。


その同名の劇場版アニメーション映画が
その図書館の同じ敷地内のところで行われた。

長女が4歳、二女が2歳くらいの頃に
三人でその映画を観に行った。

二女はまだ、あまり映画には集中できていないようだった。
右手の人差し指と中指を口の中に入れて
ぼーっとして大きなスクリーンを観ていた。

終わりころ、焼け野原になってしまった場面。

私は涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった。
長女も同じだった。

二女は、2本の指をくわえながら
私と長女を交互に何度も見ていた。



大きくなってから
その時の事を二女に聴いたら


お姉ちゃんが泣いている!
どうしたの?
お母さんも泣いている!
えー!どうしたの?


当時、まだその映画の内容を理解できずにいた二女は
突然泣き出した私たちにただただ動揺していたそうだ。


感動的だったあの映画。
でも二女には、内容を理解できずにぼーっとしていたら
お母さんとお姉ちゃんが突然泣き出した
訳の分からない映画だったようだ。



このように図書館はただ単に本を借りる場ではなく
私たち親子の思い出がたくさんある
思い出の場所でもある。

その後、娘たちが学校や仕事の関係で地元を離れ
図書館はご無沙汰している。


娘たちの話によると都会には
気軽に入れる大きな図書館はあまりないそうだ。

離れてみて、自分たちが育った地域の
図書館の凄さに気が付いたと言っている。


20代になった長女が
先日久しぶりにその図書館に行った時に
冒頭の言葉を受付の方に言われたそうだ。

図書館に行かなくなって5年以上経っているのに
自分の存在を記憶してくれていた。

そして、嬉しそうに再会を喜んでくれた。
それが驚きだと長女が言っていた。



ここには都会にない大事なものがある。
田舎も捨てたものではない。



今回は
【図書館に行く文化】
ということをお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。




★☆**アファメーション**☆★

私は愛されています。
大きな愛で包まれています。

失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。

夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。

3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。


ありがとう
あなた。


◆◆只今、コミット中!◆◆
ただ今、会計ソフトfreeeの操作説明ブログを制作中です。
コミット第5弾 
【クレジットカードの同期】を2/20(土)23:59までに書きます。
未完成でも公開します((`・∀・´))
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