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昔よく見た夢【音声と文章】

山田ゆり
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※note毎日連続投稿1357日コミット中。1356日目
※音声・文章、どちらでも楽しめます。




おはようございます。
山田ゆりです。



今回は
昔よく見た夢
をお伝えいたします。




昔よく見た夢がある。

大きな歯車がいくつも並んでいて
その歯車が絡みながら回るたびに大きな布団が出てきて私に覆いかぶさる
それだけ

目覚めた時はどんよりとした気分だった。

小学生の頃、二階にある自分の部屋に行くのが面倒で
眠くなるとよく母の布団の中に入って寝ていた。

母より先に布団に入って寝ていたから
当時、たぶん、母は困っていたかもしれない。

でも、私はそんなのお構いなしで
眠くなったら母の布団に入っていた。


朝目覚めると隣に母がいた。
そして寝相の悪い私は
だいたいは布団がかかっていなかった。



学校がお休みの日
お昼寝も母の布団で寝た。
母の部屋を出るとすぐに階段があり
その階段を上り切ると私の部屋があるのに
階段を上るのが面倒で
母の布団にもぐっていた。


よく、お母さんの布団はいい匂いがするという人がいるが
母に限ってはそうではなかった。

毎日田畑の作業をしていて
そしてあの頃はまだ家にお風呂がなく
近所の親戚の家にもらい湯をして
お風呂に入りにいっていたから
毎日はお風呂に入れる状態ではなかった。

だから、布団は理想的な匂いではなかったが
それを嗅ぐとなぜか安心した。
もっとその匂いの中でうとうとしていたかった。



大人になってもちょっと疲れた時は
母の布団に入って昼寝をしていた。

昼寝をすると決まって歯車から布団がどんどん溢れ出してくる夢を見た。

どうしてあんな夢をみたのだろうか。
なぜ同じ夢ばかりみていたのだろうか。



その後、その部屋は
私が30歳の時に仏間に変わった。
2歳離れた弟が不治の病で亡くなったから。



月日は流れ
父、独り身の伯母、
10年間アルツハイマー型認知症だった母、
突然亡くなった夫、
4人の遺体がその部屋で火葬の日まで眠っていた。


だからもうその部屋で私は寝ることはなくなった。

父、伯母、母、夫

それぞれ、その部屋でどんな夢を見たのだろうか。



この世の最後の夢はどんなものだったのか。
もしかしてあの布団が登場したのだろうか。


いつかその疑問が解ける日が来る。
それまで答えはお楽しみに。







今回は
昔よく見た夢
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。






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