※音声と文章、どちらでも楽しめます。

おはようございます。
山田ゆりです。


今回は
鼻で息を吸うことを忘れていた
ということをお伝えいたします。



「ゆりは鼻が利かないのに
料理はうまいんだよな。」
夫がよく言っていた言葉だ。

鼻が利かないと料理の味も分かりづらいからだ。



私は毎朝、noteを更新している。
私のnoteは3～5分くらいの朗読付き。

これまで1000回以上の朗読をしてきたが
最近、読んでいる途中で
だんだん胸が痛くなるようになった。
また、声もかすれてくるようになった。

読む前に水を飲んだり、ご飯を食べたり
事前に喉を潤わせても途中で声がかすれて
息をするのも辛くなる。

どうしたのか？
どこか悪いのか？

夫が致死性不整脈で急逝したこともあり
私もその前ぶれかと心配になり調べてみて
原因は、口呼吸をしているからだと分かった。

口で呼吸をしていると呼吸が浅くなり、
話すと同時に空気を吐かずに
息を止めて話をしているような状態
つまり、無酸素運動のようになり
体力が奪われていく。


腹式呼吸をすれば、
何時間朗読しても大丈夫なのだそうだ。

そうか、腹式呼吸にすればいいのだと分かった。
私は腹式呼吸のことを調べてみた。


腹式呼吸で鼻から息を吸う時の動作は
何か美味しいものの匂いを嗅ぐときのようにする
という記事を読んだ私は
大事なことに気が付いた。



私は意識的に匂いを嗅ぐ事を諦めていた
という事に気が付いた。

私はずっと、口だけで呼吸していた。
話すときは勿論、noteを朗読する時も。
だから、途中で息苦しくなって
胸が痛くなったのだ。

鼻が悪くて匂いを感じることができないから
普段、鼻で大きく息を吸うその動作を
私は諦めていたことに気が付いた。

だから久しぶりに鼻で思いっきり息を吸って
鼻の中がスウスウした感じは
本当に久しぶりの感覚だった。

私はずっと、匂いを嗅ぐことを忘れていた。


腹式呼吸でも口呼吸でも
どちらをしてても生きていける。
特別意識しなくても生きている。

そうしてみれば昔は
お味噌汁を頂く前にお椀から立ち上がる湯気と一緒に
匂いを思いっきり嗅いでいた。

無意識に食べても生きられる。
でもそんな時は、美味しいとは感じていない。

匂いを感じて食べたら
きっとおいしいという感覚があると思う。

旅行に行ったり、欲しいものを買ったり
大きな事だけが感動ではないと気づく。

普段、無意識にしていることを
意識的にすると
ひとつひとつが感動になるのだ。

誰でもしている呼吸。
誰でもできることで感動を得ることができる。



感動は常に自分のそばにある。
それに気が付いていないだけ。


自分の行いを見直してみれば
感動はたくさん現れる。





今回は
鼻で息を吸うことを忘れていた
ということをお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。　

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。




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