「言葉にしない」けれど「相手に伝える」【音声と文章】
山田ゆり
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※音声と文章、どちらでも楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
「言葉にしない」けれど「相手に伝える」
ということをお伝えいたします。
「絶対、今回も中止になると思っていた。」
皆さん、口々に言っていた。
先日、会社が所属する団体が毎年行っている
「永年勤続者の表彰祝賀会」に出席した。
久しぶりに大勢が集まる場に出席した私は
大きな気づきを得ることができた。
それは「司会者」である。
このような催しの際の司会は
主催者側で話の旨い方がされる場合と
それを生業とされている方にお任せする場合がある。
その日の司会者は女性だった。
声のトーンから司会を仕事としている方だと分かった。
とても聴きやすい声だった。
私が一番関心したのは
表彰者のお名前を読み上げている時だった。
式次第には今回の表彰対象者全員のお名前が書かれていた。
それは勤続年数が多い順から書かれていて
司会者の方は
勤続年数と会社名とお名前を全員読み上げられた。
名前を読み上げられた人は
立ち上がりその場で会釈をして座る。
その方が着席されたところで次の方のお名前が読まれる。
それが繰り返された。
私も他の方も読み上げられ方がどんな方なのだろうかと周りを見まわす。
お名前を呼ばれても立たない人がいた。
「あれ?」
一瞬思ったが、司会者は次の方のお名前を読まれた。
少ししてまた立たない人がいた。
「ああ、そうか。欠席されていらっしゃる方なんだ」と分かった。
そして、司会者の読み上げる言葉をずっと聴いていて分かったことがある。
欠席者のお名前を読まれて次の方のお名前を読む時は
微妙に「間」が短いのだ。
だから、それを感じて私は「その方は欠席者」だと分かるようになり
まわりを見まわすことは無くなった。
素人だったら途中で突っかかったり
注意していてもお名前を読み間違える可能性がある。
しかし、司会者は同じ速度で
しかも一度も間違わずに100名近くあるお名前を
最後まで読み上げた。
欠席者の場合の「間」の取り方は変わらなかった。
私は凄いと思った。
欠席者がいらっしゃる場合
素人だったら、お名前を読み上げたあとに
「本日は欠席されました」などの言葉を言うと思う。
すると、これまで
勤続年数、会社名、お名前
という言葉の流れを止めることになる。
また、例えば、欠席について触れる言葉が何度も出てくると
場がしらけるかも知れない。
そうならないために
欠席者がそれとなく感じられる「間」をつくられているその方に
私は「プロ」を感じた。
その後、フルコースの会食があり
抽選会などで盛り上がり
祝賀会は滞りなく終わった。
とても心地よい祝賀会だった。
参加して良かったときっと誰もが思ったに違いない。
司会者を誰にするか。
身内で済ませるか「外注」するか。
それは会を催す方の判断である。
今回、「プロの司会者」を起用したことで
その会を大事にしている姿勢を感じられた。
それは、招かれた私たちを大事にしているという事に通じる。
それを私は感じ、嬉しかった。
忙しい中、出席して良かったと思った。
欠席者を微妙な「間」で伝えた司会者から
「言葉にしない」けれど「相手に伝える」
それを学んだ。
今回は
「言葉にしない」けれど「相手に伝える」
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆ kindle出版しました! ◆◆
https://amzn.to/3exJcNx
【わたしだけじゃないんだ】
突然、アルツハイマー型認知症になった同居の実母を介護した、
子育てOLの10年と10日の記録
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期間内に解約すれば無料で他の本も読めます。
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https://www.youtube.com/watch?v=jEq5g0xZ6RY&t=134s
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『胸にじーんと来ました』
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.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
大それたことはしなくてもよい
そこに向かう姿勢が大事
日々忘れない努力をする
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
「言葉にしない」けれど「相手に伝える」
ということをお伝えいたします。
「絶対、今回も中止になると思っていた。」
皆さん、口々に言っていた。
先日、会社が所属する団体が毎年行っている
「永年勤続者の表彰祝賀会」に出席した。
久しぶりに大勢が集まる場に出席した私は
大きな気づきを得ることができた。
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司会者の方は
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名前を読み上げられた人は
立ち上がりその場で会釈をして座る。
その方が着席されたところで次の方のお名前が読まれる。
それが繰り返された。
私も他の方も読み上げられ方がどんな方なのだろうかと周りを見まわす。
お名前を呼ばれても立たない人がいた。
「あれ?」
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少ししてまた立たない人がいた。
「ああ、そうか。欠席されていらっしゃる方なんだ」と分かった。
そして、司会者の読み上げる言葉をずっと聴いていて分かったことがある。
欠席者のお名前を読まれて次の方のお名前を読む時は
微妙に「間」が短いのだ。
だから、それを感じて私は「その方は欠席者」だと分かるようになり
まわりを見まわすことは無くなった。
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しかし、司会者は同じ速度で
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私は凄いと思った。
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という言葉の流れを止めることになる。
また、例えば、欠席について触れる言葉が何度も出てくると
場がしらけるかも知れない。
そうならないために
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私は「プロ」を感じた。
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それは会を催す方の判断である。
今回、「プロの司会者」を起用したことで
その会を大事にしている姿勢を感じられた。
それは、招かれた私たちを大事にしているという事に通じる。
それを私は感じ、嬉しかった。
忙しい中、出席して良かったと思った。
欠席者を微妙な「間」で伝えた司会者から
「言葉にしない」けれど「相手に伝える」
それを学んだ。
今回は
「言葉にしない」けれど「相手に伝える」
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
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